トレーニングやボディビル、コンタクトスポーツをしている人は一般の人よりも筋肉の厚みが全然違います。
人によっては倍以上の厚みがあったりするのです。
一般的によく使われる針は3-5cm程度の鍼の長さなのですが、筋肉の厚みがある人の腰や臀部に鍼をする場合、その長さでは全く足りないのです。
7-10cmほどの長さの鍼を常備し、その鍼を使い慣れているというのが大事です。
長い鍼ほど刺すのが難しく、慣れていないと筋肉に刺すことができません。
また、深く刺そうとするほど、筋肉に「刺さった」と言う感覚がわからないと怖くて刺せないものなのです。
特に背中は感覚がわかっていないと気胸(肺と胸膜の間に空気が入り呼吸ができなくなる)のリスクがあるためになかなか刺せません、刺さらないと言うことは筋肉内の血流を変えられないので効果が得られにくいと言うことです。
当院ではそう言う方の対応に慣れているので得意だと言うことです。
また、総じてトレーニングをしっかりされている方は筋肉の硬さというのは柔らかい方が多いのですが、やはり厚みのある筋肉に圧を加えるには体重が必要になってきますので、オイルトリートメントなどをする際にも慣れている方がしっかり対応できるのです。