みなさんジムに行ってトレーニングをするということが筋肉をつけることだと思っていませんか?
実は反対なんです。
トレーニングというのは筋肉を壊すことなんです。
壊された筋肉は次に壊されないように太く強く再生します、太く強くなるから筋肉は大きくなるので筋肉がつくのです。
筋肉が壊れるということは怪我をするのと同じことなので炎症が起きるわけですね、それが筋肉痛です。
トレーニング好きの方から始まり、スポーツ選手やボディビルダーなどしっかりとトレーニングをする人は常に筋肉痛があります。
ハードなトレーニングをすればするほど体は慢性的に炎症を起こし疲労が蓄積されていきます。
疲労は蓄積されると関節の可動域を狭くしたり、痛みでパフォーマンスが落ちたりするのです。
運動をすると肩こりや腰痛を起こしにくいなんていう話もよく聞きますが、ハードなトレーニングをしている場合は逆に腰痛や痛みの症状を負うリスクは高くなります。
私が水曜日に行っている治療院はスポーツクラブの中にあり、そういうトレーニングの疲労を取りに来る方がたくさんいます。
鍼をするのは女性が多いなんていうことをよく耳にしますが、私はあまりそういう実感はなく、むしろトレーニングをしている男性をよく担当させていただいています。
鍼治療は筋肉の炎症に対してとても効果的なもので実際私もトレーニングをしながら自分で鍼をしています、メンテナンスをすることで筋疲労の回復もサイクルが短くなりますし、痛みを気にしてトレーニングに集中できないなんていうことも少なくなりました。
特に腰痛に関してはトレーニングをするに際してどんな種目をするにしても必ず負担がかかるので、その腰痛が起きにくくなったのが大きな改善だと感じています。
効果があるからこそ様々なスポーツクラブやジムに鍼灸治療院が入っているのではないかなとも思います。
年を重ねるとともに疲労は蓄積されていくので、メンテナンスをしつつスポーツに取り組むのが理想と言えるのではないかと思います。