開院した当時に作ったパンフレットの数が少なくなってきたために、増刷をするタイミングで男性用のパンフレットを作ってみることにしました。
鍼灸院というと、女性が通う事が多いように感じますが、実際にはスポーツやトレーニングをしている男性はかなりの確率で何かしらの治療を受けています。
その中でも鍼の効果は大変素晴らしく、即効性があってがっつりと効きます。
どうしてここまで断言できるかというと、私が実際にそれで治しているからです。
私は20年近くトレーニングをしていまして、そのおかげで腰椎分離症という腰の骨の変形を起こしています。
そのせいで、腰痛は慢性的にあり、たまには足の痺れも発症します。
骨の症状なのでそれ自体を治すことはできないのですが、それによって起こる腰痛や痺れに対しては鍼が効くのです。
そして、私は基本的に自分の腰痛は自分で鍼をして治します。
あまり自分の腰に鍼をする鍼灸師はいないのですが、自分でやれてしま方がお手頃だと思って始めました。
本当にしっかりと効いてくれるので、立てなくなるほどの腰痛はほとんどありません。
その前に鍼で対応してしまいます。
それでもこれはマズイなと思った時には、知人の鍼灸師さんにやってもらいます。
つまり、自分で自分の腰の状態と、それをどうやったら治すことができるのかというのを日常生活で自分で実践してしまっているのでここまではっきりと言い切れるのです。
ちなみに、肩こりは届かないのですが、首のコリはやはり自分で対応します。
この首や肩、腰というのは本当に鍼が効くと実感しています。
トレーニングは基本的に身体を壊す行為です。
なので、トレーニングで肩こりや腰痛を起こしづらい体に変えよう!なんてよく言いますが、それはよく言う腕立て伏せとかそういうものではなく、インナーマッスルと言われる体のバランスをとるような筋肉のことで、ガツガツとトレーニングをしている人のことを言うのではないのですね。
でも、そこらへんがあまりわかっていない方も多く、そもそもジムのトレーナーさんも知らないことが多いです。
昔はジムのトレーナーはきちんとした知識を有している方が多かったのですが、最近はそういう人はパーソナルトレーナーと言って別料金で対応することがほとんどです。
なので、ジムのスタッフに言うとおりにやったけど、余計筋肉痛がひどくなったなんて人もいます。
そこで、そういうトレーニングなどでしっかりと筋肉のついた人にはそれなりの鍼灸師や材料が必要なんです。
小柄な女性だとどうしてもアメフトなどゴリゴリに筋肉がついた人(五郎丸選手みたいな方ですね)だと手が負けてしまったり、体重が軽いので押し返されてしまい【効かなかった】となってしまいます。
鍼にしても、張っていたり緊張していたりする筋肉に対して通常使うような鍼を使っても厚みがすごいのでそもそも届かなかったりします(流派によってはそれでも効かせる方もいます)。
その為には、普段から長い針や太い針というのを扱い慣れていないと鍼を刺す痛みがすぐに出てしまったり、そもそも刺せなかったり、普段から1cm程度しか鍼を体に入れないようなやり方をしている鍼灸師(最近は大多数がこのタイプの方だと思います)だと怖くて奥まで刺せないのです。
きちんと奥まで届くと、ズーンと響くような「そこだ!!!」と言う感覚がわかります。
そこに届かせることができるかどうかがスポーツをしていたり筋肉がガッツリついている人への鍼のポイントだったりします。
そういう方に是非来ていただきたいなと思いまして、専用のパンフレットを作ったのです。
詳しくはHPで見ていただければと思うのですが、パンフレットにもある程度のことは載せました。
茶色のパンフレットは総合案内、グレーのパンフレットには男性へのご案内が書いてあります(For Menと書いてあります)。
是非お手にとって見てみてくださいね。
紐で結んであるパンフレットには、両方のご案内がまとめて結んであります。
いつも丁寧につくってくれるデザイナーさんに本当に感謝をしています。
お店のイメージに合わせて色々とこだわりを聞いてくれるので、お店にぴったりなものを作ってくれます。