昨日、しょうが灸の話を書きましたが、しょうが灸ってなんでしょうか?
実はひっそりとNewsにも書いていたのですが、再びこちらに。
しょうが灸というのは、スライスしたしょうがの上にもぐさを乗せて燃焼させるお灸です。
こういうタイプのお灸は隔物灸と呼ばれ、他にも「にんにく灸」とか「びわの葉灸」なんていう物があります。
しょうがを隔ててお灸を載せるので、熱くならずに心地よい暖かさが伝わる上に、しょうがやにんにく、びわの葉などの薬効成分が染み渡ると言われています。
まぁ、あくまでも言われているという範疇なのですが、気持ちいいのには変わりがなく、私自身の感想としてはしょうが灸をやった後は心なしかポカポカしています。
にんにく灸は匂いに敏感な方は嫌がるでしょうし、びわの葉灸は少しお灸のやり方が違うので、しょうが灸にしました。
以前も書きましたが、根菜と言うのは冬の野菜と言われ体を温める作用があると言われています、とはいえ、しょうがに関しては食べるとポカポカしますよね(笑)
食べなくても成分は皮膚からも吸収するので、冷え症の方はチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
方法はいたって簡単。
写真のように1mm程度の厚さにスライスしたしょうがの上にもぐさを置いて燃やすだけ、お家でも簡単にできます。
もぐさは薬局で普通に売っていますよ。
おへその上とか、みぞおちの少し下あたりとかに乗せて温めてあげてください。
だんだん体があったまってきますよ。
毎日やってみると以外と腸の調子も良くなったりします。
自分では怖いという方は、当院でも扱っていますのでぜひどうぞ!