この話、聞いたことありませんか?
日本はここ30年給料が全く上がっていない。
でも、現在30代の人は生まれた時から仕事をいているわけではないのでピンと来ないですよね。
本当かなって思ったりすると思うんですけど、これは合っています。
実際、私が20代はじめで会社に入るときの初任給と現在の初任給はほとんど同じです。
ここら辺はちょっと調べればわかるかもしれませんが、私の個人的な実感ではアベノミクスがどうたらで景気がいいとかなんとか言っていた時も変わっていません。
では税金ってどうなんですかね?
消費税は3%から10%に変わりました。
ここだけで7%違うんですよね。
例えば20万円使ったとして、消費税が3000円か20000円かではだいぶ感覚が変わってくると思われます。
消費税は使うたびに必ず取られるので、1ヶ月なんだかんだで結構取られていることになります。
お給料は変わらないのに税金だけが7%も上がっているんだなと考えると、一回の額が小さく見えにくいので痛みがないだけで結構取られていますよね。
そのほかにも社会保険料や所得税がありますよね。
社会保険料は税金じゃないよって思ったりするじゃないですか。
でも、強制的に徴収されているので、そういうものは他の国では「税金」って言われているところがほとんどのようです。
社会保険料ってわかりづらいんですけど、給料から天引きされているのは半額だけなんですよね。
もう半分は会社が払っているんです。
例えば月給20万円でそこから2万円の社会保険料が天引きされているとしますよね?
18万円が残るわけですけど、実際会社がその人に支払っている雇用コストは22万円なんです。
22万円から会社負担分の2万円が引かれて月給20万円として支払われ、天引きで2万円支払って18万円が残る。
自分は給料は20万円だと思っていても、会社が自分に対して払っている価値は22万円なんです。
つまり、会社の考えている価値から4万円引かれているんですよね。
自分は「会社の給料は20万円だ」と思っていても、会社が自分を雇っているお金は22万円なんです。
ここからさらに所得税住民税などが色々引かれまして・・・・・・・
残った金額からさらに消費税をとられ・・・・・・
なんだかんだで半分は国に取られているよねと。
私は会社員ではないので、その立場から見ると結構みんな取られているんだなとちょっと実感してしまう部分もあります。
人によってはこれを政治や政党のせいだって言いますし、私もそうだと思います。
だって、今の税金の上げ方ってすごいじゃないですか。
でも、少しづつ分割して取られていたり、巧みに給料から天引きされたりしているので気づかないだけで・・・
痛いんだけど痛みの実感がないから今のままでいいやって思っている人が多いんでしょうねって思ってしまいます。
自営業をしているといろんなものが見えてきますよね。