シュレディンガーの猫 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

シュレディンガーの猫

この前、「都市伝説って説明ができないことが起こることもあるよね」って書いたのですが、嘘のような本当だと思われている話。

知っている人は知っている【シュレディンガーの猫】という話。

量子力学の立場から見た話なのですが・・・

ちょっとわかるようなわからないようなお話ですね。

 

このシュレディンガーの猫と言う話は、簡単に言うと【物事は観測された時点で状態が確定する】と言う話なんです。

ニャンコちゃんを例に出すのはかわいそうなので、私を置き換えてみますね(笑)

 

外からは中が見えない密封された窓のない部屋に私が寝ているとします。

部屋の中には人を殺すことができる毒ガスを発生させる装置が置いてあり、30分後にこの装置から毒ガスが発生する仕組みになっています。

ただしこの装置が作動する確率は50%って言う設定なんですね。

さて、私がこの部屋に入り1時間後に部屋の外から見て私は生きているのでしょうか?死んでいるのでしょうか?

死んでいる確率が半分、生きている確率が半分、どっちかわからない。

そう思いますよね?

でも実は、これを量子力学の世界で見ると【生きていもいるし死んでもいる】んです。

物事は見る(正確には観測する)事で初めて結果が発生する、つまり生きている状態か死んでいる状態かが確定すると言うのです。

「わからない」のではなく、「見てわかる」のでもなく、両方存在しているうちの片方が見た瞬間に確定するんです。

生きている私と死んでいる私の二人が部屋の中に存在していて、開けた瞬間に片方のみの存在になるって言う事です。

 

何が違うの?って思いますよね。

でも、実は、こんな話があります。

【この世界はコンピューターシュミレーションである】

ハイハイそうですねそうですねって言いたくなりますよね?

みなさんゲームは好きですか?

例えばドラゴンクエスト、町に入るまでは街の中の様子は見えませんよね?町に入って初めてプログラムがロードされて街の風景が広がります。

「ルーラ」で遠くの街に移動します。

遠くの街ということは、まだデータを読み込んでいない状態なわけです。

「ルーラ」を使って初めてデータを読み込み、その世界をディスプレイに映し出す処理をするんです。

つまり、「ルーラ」を唱えるまではデータとしてはあるけど読み込んでいないから風景や人々はデータの中にしか存在していなかったってことになります。

実はこれと同じことが起きているというのです。

二重スリット実験というものがあり、詳しくは書かないのですが観測されている状態での結果と観測されていない状態での結果が違うという実験です。

つまり、データをロードしている状態としていない状態では中身が違いますよってことなんですね。

 

ロードした時点で結果が決定する。

これがシュレディンガーの猫の言いたいことなんです。

ドラクエで言うと、街に入るまでは街の中はどんな状態か決定されておらず、ストーリーの進み具合によっては街が壊れていたりする。

でもそれは街の中を表示するデータをロードするまではデータとして壊れている街と壊れていない街の両方が存在しているって言うことなんですね。

 

ちょっと不思議なちょっと頭が混乱するお話。

量子力学って色々調べてみると面白いんですよ。

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