現在、店先はダリアが満開です。
ハイビスカス は今年は植え替えをしたからか根を張る作業が先のようであまり花を咲かせていません(枝の伸びがまだ旺盛ではないですね)。
室内のモンステラもこれでもかというくらい大きな葉を展開させています。
ここらへんのものを外から見て、「どうやって育ててるんですか?」って本当によく聞かれます。
その度に思うのですが。。。どうやってって言われても普通に育てているだけなんですよね。
ただ、植物ってそこらへんに売っているので忘れがちなのですが、育っていたところから日本に持ってきているんですよね。
タネは日本で植えていても、育っていた環境は植物によってそれぞれ。
この写真のダリアは夏の花ですが、花期は初夏と秋です。
水捌けのいい土壌がベースで、冬は球根が乾いた状態にします、春に水をあげ始めて茎が伸びてきたら、伸びすぎないように乾いたら水をあげる。
しっかり肥料をあげてつぼみがつき始めたら水を欠かさないように毎日あげる。
かなりしっかりとした茎だけど、中は空洞なので支柱をして花茎が折れないようにしてあげる。
咲ききった花はつけたままにしないで枯れ始めたら切らないと他の花に栄養がいかなくなるので思い切ってとってしまう。
葉は繁りすぎると病気になったりするので適度に間引いてあげる。
これが自分にとっての【普通に育てています】になるんですよね(笑)
モンステラなんかでいうと、光はしっかり当たるけど直射日光はダメ、大きいので水をたくさん必要な気がしますが、1週間に一度くらい、寒い時は下手すると月に一度。
とにかく鉢の中はずっと湿らせてはダメ、モンステラを枯らすいちばんの原因は水のあげすぎ。
花を咲かせている植木と観葉植物は水の必要量が違うので、その植物がどんな生育環境を好むのかを調べてあげるのが大事だと思うんですよね。
お花屋さんも意外に鉢植えに関してはあまり詳しくない方もいますので、調べてみるといいですよ。
肥料はちゃんとあげましょう。
アンプル状の土に挿すタイプのものはほとんど【活力剤】で肥料とは違います。
肥料というのは「りん」「カリ」「窒素」と言う植物の三大栄養素を含んだものを言います。
これを適度にしっかりとあげていれば丈夫で綺麗な花を咲かせてくれますよ。