切り花の値段 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

切り花の値段

うちのお店には毎週切り花を買ってきて飾ってあります。

同業の人たちにはお花なんて飾っても誰も見ていないという人も多いのですが、私は場の空気が和むので季節のお花などをちょこっと飾るのが好きです。

 

さて、お花を買う時に皆さんはどうのように選んでどのように買いますか?

一般家庭向けのお花やさんとかだと、束になっていて一ついくらというような売り方をしているところもあるのでそれを買ってしまうのも手ですが、たいていお花屋さんは一本いくらと言うような売り方をしています。

花束やアレンジメントを買う時はたいてい値段を伝えて組んでもらいます。

でも、お花の値段って何を基準にしているのかいまいちわからないですよね?

とにかく安売りしているところもあれば、あそこのお店はちょっと高いよねと思うところもあります。

 

切り花の金額は基本的に幾つかの基準があります。

もちろん花の種類や花の大きさ品質もあるのですが、まずは切り花の長さを見てみるといいのです。

茎の長さが長ければ長いほど価格は高くなります。

これは、大きな花束や大きなアレンジメントにするときに長さが足りないと大きさが出ません。

なので長い茎のものを使いたいが、長いということはそれだけ成長させなければいけなかったり手間がかかります。

一般家庭向けのお花屋さんのお花はそんなに丈が長くないですよね?それが安く売れる一つの理由なんです。

生花やアレンジ、花束に使うお花だとどうしてもこの丈が必要になってきます。

百合のように一本に蕾がいくつも付くようなお花の場合は、蕾の数によって値段が変わります。

これはなんとなくわかりますよね、蕾が付いている方がたくさん咲きますから。

でも、7輪とかついている百合の花だと一番上の1〜2個は咲かないことが多いので、それなら輪数の少ないものを2本買う方がお得だったりもします。

以前、カサブランカと言う百合の花のお話でも書きましたが、品種によっても大きく値段が変わることがあります。

そのほかには季節も関係してきます。

母の日というのは、一年のうちにお花やさんが一番儲かる時期で、一年の売り上げの3〜4分の1をこの時期に売るなんてところもあるみたいですね。

そこで出てくるのがカーネーション。

母の日と言えばカーネーション、まぁお約束と言えばお約束なのですが、とにかく母の日のカーネーションは高いのです。

色も赤と白がメジャーですが、カーネーションはかなりの品種改良をされていて薄いベージュのものや緑のものもあります。

母の日は少しカーネーションが我慢をしたほうが実は綺麗なお花を贈れるなんていうこともあります。

 

私がいつも買わせていただいているのは近所のお花屋さんなのですが、贈り物の場合はまた別のお花屋さんにお願いしたりもします。

お花というのは基本的にインターネットや電話ではなく目の前で選んだ方がいいのですが、ここの店のこの人にお願いすれば間違いなくいいものが届くという所を見つけておくと便利です。

贈る相手の性別、年齢、好きな色、雰囲気、値段などを伝え、今ある花を聞いてメインとなるものを決めます。

お祝いだからハイ贈りましたよというものではなく、ちゃんと気持ちを込めるということが大事な気がしますね。

 

ちかくのお花屋さんがあればちょっと入ってみると楽しいものですよ。

ちなみに、写真のお店は私がいつも贈り物をするときにお願いするゴトーフローリストと言うお店です。

お花好きな人なら必ず知っている日本一高価なお花屋さんです(笑)

しかし、高価だから買っているわけではありません。

いいお花というものはすぐにわかるものなのです、同じ3000円で花束を買うときにここのゴトーさんでお願いするとお花は5〜6個しか入っていませんが、それはそれは品のいい仕上がりで作ってくれます。

3000円で普通の花束を作るか、少し小ぶりだけど厳選されたお花で作るかの違いですね。

六本木の本店の写真なのですが、たまにピアノの生演奏なんかもしれいるバブリーな感じなのです。

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