お盆明けの5月病ならぬお盆明け病に苛まされている方はいませんでしょうか?
それとも、すでに9月の連休にロマンを馳せていますでしょうか?
これから9月にかけては暦の上では秋に変わります、が、例年の通りに行くとまだまだ夏真っ盛りなんですよね。
夏から秋にかけては特に食事面に気をつけて栄養のあるものを摂っていくことで秋から冬にかけての体力を作ります。
食欲のない時期ですが、味覚の秋ですからいろいろと栄養のあるものを食べてみてはいかがでしょうか?
今日は食欲はあまり関係なく、ちょいちょい聞く累積疲労というものです。
インターネットのニュースなどでもチラホラ出てきましたが、疲労が溜まると体の疲れから心の疲れに移行し、うつ症状などを引き起こすと言われているものです。
記事によると、疲労が溜まるとリンパや毛細血管の血流が悪くなり、血流が悪くなると成長ホルモンが体全体に行き渡りにくくなり、死んだ細胞を修復できなくなるのでますます疲れてしまうというものらしいです。
毛細血管の血流が悪くなるということは、消化器官も弱っていくので栄養源も吸収できずに負のスパイラルに巻き込まれていきますよと。
脳の毛細血管の血流が悪くなると思考回路も弱ってしまいます。
と言うことを伝えています。
成長ホルモンというのはとても大切なもので、若さを保つのも成長ホルモンのお仕事のひとつです。
成長ホルモンが分泌されるのは寝ている間が一番多く、睡眠不足はお肌の天敵なんて言われるのも納得がいきます。
その他にはウエイトトレーニングなどの最中にも分泌が高まったりし、ホディビルダーの方々は、この成長ホルモンをどれだけ多く分泌できるかにかけている人もいます。
こういう事を言うと自意識過剰かと間違われる場合もあるのですが、私は実年齢よりも若く見られる事が圧倒的におおいのです。
今年で大台の40歳なのですが、20代後半から30代に見られる事が多く、40歳というと結構驚かれます。
要因としては遺伝もあるでしょうし、ものすごい乾燥肌なので昔からスキンケアに力を入れているというのもありますし、トレーニングをして積極的に成長ホルモンを出すようにしているからというのもあるかもしれません。
ウエイトトレーニングで筋肉をつけるためには基本的に三つの要素を満たさなくてはいけません。
①トレーニングのやりかた
②十分な栄養をきちんと摂る
③十分な睡眠をとる
この三つのうちひとつでもかけると筋肉はつきません。
ここの話はまた別でしましょうね。
この三つ全てに成長ホルモンが関わっているのです。
よく、疲れすぎて眠れないとか、神経がトゲトゲして寝れないという事があります。
そして、そういう方々は鍼灸院にたくさんいらっしゃいます。
東洋医学でもいろいろと説明がつくのですが、単純に言うと自律神経系統の調整がうまくいっていないのですね。
針は副交感神経の優位性を上げる事に長けています。
施術を行っていると、皆さん眠ってしまったりお腹が空いたりします。
これは副交感神経が優位になったという証拠なんですね。
自律神経の調整というのは鍼の得意分野でもあるのですが、体質改善につながる為少し継続的に通っていただく必要があります。
しかし、私も自分で鍼灸で自律神経調整を行っていますが、毎日やる事で効果を実感できる事があります。
累積疲労というのは睡眠がキーワードです。
まずはしっかりとした睡眠時間を確保し、疲れをとりましょう。
しかし、それが寝れないという事であれば、ドラッグストアで売っている簡単なハーブを使う事もありだと思いますし、ラベンダーなどのアロマを使うのもいいと思います、その手法のひとつとして鍼灸という選択肢もあります。
季節の変わり目は体調を崩しやすく、疲労が溜まる時期です。
疲れが取れなくて困っているという事があれば是非一度ご相談ください。