ペットショップで考える事 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

ペットショップで考える事

昨日のワンコ話題ついでにもう一つ。

ペットショップを見かけると可愛いワンコや子猫がいてついつい入りたくなります。

でも、ショーケースに入っている子犬や子猫を見ると、ちょっとした不安にかられます。

 

売れ残ってしまったらどうなるのだろう。

 

中には鳥かごの中に入れられているような成犬も見た事があります。

そういう光景を見ると可哀相になってきてしまいます。

もちろんほとんどのお店では成犬になってしまった動物は自分たちで飼うそうです。

でも、ほんの一部心ない人たちがいる事も事実で、そういうのを知ってしまうと直視できなくなってしまう現実があります。

 

いつもお話で出てくる青山のファーマーズマーケットでは、何かの理由で捨てられてしまったワンコが集まって里親を探しています。

引き取ってあげたいと思いながらも、そういうワンコが再び悲しい思いをしないように結構厳しい条件をクリアしなくてはいけません。

ペットショップの子犬や子猫というのは生体販売と言われ、海外ではあまり見かけません。

ブリーダーに新しい子犬ができた時に初めて買わせてもらえるのです。

生体販売をしていると、強引に繁殖させることもあるため、道具のような扱いをする人たちもいるようです。

売る方もノルマがあるから抱っこさせてその気にさせて買わせようとしますし、買う方も一時の判断で買ってしまって後から飼えなくなるなんて事もあります。

そういう刹那の感情に任せる商売ではなくて、きちんと大切にしてあげられるかどうかを感あげる必要があるんだと思います。

 

数年前、近所に可愛いフレンチブルちゃんがいました。

おばあさんに連れられているも散歩をしていましたが、どうやら二世帯住居の中で可愛がっていたのはおばあさんだけで、日中はその家族も子供も一日中ゲージのなかにワンコを入れ布で隠していたそうです。

その家族は「フレンチブルが慣れないし噛み付いてくるから嫌い」と言っていたそうですが、そんな扱いをされてブルちゃんだって人間に愛情を示すはずがありません。

おばあさんといる時には噛み付かない良い子だったそうです。

しかし、ある日、ふとした事でフレンチブルちゃんが人に噛み付いてしまったそうです。

鬼の首を取ったように、その家族は「それ見たことか」とおばあさんとブルちゃんを引き離し家から追い出してしまったそうです。

人だって突然手を出されたら、驚いて手をはねのける位のことはします、ワンコにはその防衛手段が噛むしかないのですよね。

ちなみにニャンコは引っ掻いてきます(笑)

犬が噛めばいかなる理由があろうと犬が悪いというのも可哀相な気がします。

なかにはわざとからかうような触り方をしたりイタズラをする人もいるのです。

うちのふくちゃんは一度木の棒でつつかれたことがありました、一緒にいた親御さんは注意さえもせずに笑っていましたが、そういうことだってあるのですよね。

 

ワンコとの生活は大変です、世話も焼けるし思い通りにいかなかったりもします。

だからこそ、刹那の気持ちだけで買われていってしまというのは、時に不幸を引き起こすこともあるんだなと思い、ペットショップに入るのは辛い時もあります。

 

ちなみに。

うちのふくちゃんは売れ残りワンコでした。

生後半年で半額で売られていたワンコで、いつもふざけて半額パグなんて言ったりもしますが、とても良い子です。

トイレのしつけはしたことがありません、甘噛み以外で噛み付いたこともありません。

そういう売れ残りそうなワンコはきちんとトイレの躾もされていることが多く、本当に手がかかりません。

もしワンコを迎え入れたいなと思った時には、子犬も可愛いのですが是非そういうワンコたちを飼うことも視野に入れてみてくださいね。

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