前回の話にちょっと関連する話なんですけど、よくよく考えてみると日本って物価は上がるけど給料って上がってない気がするのは私だけでしょうか?
私が会社員を始めた時も初任給って20万円くらいだった気がするんですね。
派遣の時給も1300円くらい。
これが10-20年以上たっても全然変わってない気がするんですよ。
給料が上がれば物価が上がって飲食店や小売店が値段を上げても生活はさほど変わらない。
でも、給料が上がらないから高いものが買えない、でも海外の物価は上がるから原価はどんどん高騰しますよね。
その高騰に合わせて売値を上げれば人は来なくなる。
安かろう悪かろうの商品が増える。
原価が増えるから従業員の仕事は増えるけど給料は上がらない・・・
こんなことを何十年も続けている気がするんです。
でも消費税だけはあがり税金も増える。
何でこんなことになるんだろうと思っていましたが、この前のオリンピックや昨年のマスクやGo toで色々わかっちゃった気がするんですよね。
つまり、政治とパイプがあるところだけ異常な会計がなされていてそこだけでお金が回っている。
都合の悪いところは説明しない、説明していないのに本人が説明したといえばそれでことが終わると思ってしまっている。
思い返せば派遣法が変わってから一気に収入が減った気がします。
そりゃそうですよね、社員の半分のお金で人が雇えて、穴だらけの派遣法で回っている。
派遣社員を面接してはいけないなんて書いてあって、顔合わせという名前で面接をしている。
顔合わせだから面接ではない・・・
気が付いたら社員というものはものすごくハードルの高いものになってしまった。
まぁ、そういうおかげで私自身は自営業をいましているわけですが。
誰もがわかっていることを知らないふりして臭いものには蓋をする。
そして儲けるのはごく一部の人たちだけ。
なんかそういうのをもう終わりにしないといけないなって思うんです。
今70代くらいの方々は、孫のことや今後の日本のことをしっかりと考えたら「今までと同じでいい」ってもう思ってはいけない時期なんじゃないかなと思うのと、患者さんの話を聞いているとその年代の人も今のままじゃダメだって思っている人が多いようですね。
さてさて、選挙が本格化してきたのですが、耳障りのいいことではなく本質を見て挑むことにしようかなと思います。