数字で見るコロナウイルス感染症 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

数字で見るコロナウイルス感染症

いよいよ東京含む沖縄や宮古島など様々な場所で感染爆発が起こっていますね。

さて、東京は昨日で5534人となっています。

しかし、陽性率を見てみるとここ最近は20-30%となっています。

これは何を示しているかというと、検査が全く追いついていないということになります。

つまり15000くらい検査したら5000人くらい陽性でしたよということなんです。

この陽性率20-30%って多いの?少ないの?とわからない感じかもしれませんが、すんごく多いんです。

つまり、なるべく検査をしないようにして感染者数を増やさないようにしているせいか、検査数に対して陽性者数がすんごく高い状態になってしまっているってわけです。

東京に住んでいると東京の陽性者数ばかりが目に入りますが、日本全体で見ると一日24000人とか感染しているんですよね。

インドやアメリカなどのすごい数を見てきた感じからするとそんなでもないんじゃない?って思うのですが、人口に対する感染者数はかなり多い状態になります。

 

よく聞くデルタ株、これの大きな特徴は感染力が今までと比べ物にならないくらい強いということです。

空気感染(正確にはエアロゾル感染)が今までのものより強いらしく、マスクをしていても大声で話したりする人がいればマスクから漏れ出たエアロゾルで感染すると。

あとは子供にも容易に感染するらしく、こんな記事がYahoo!ニュースに出ていました。

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6402156

「第5波」子供から親へ感染増加

 

うちの両親もいまだに甥っ子が部屋の中でマスクもつけずに大声で喋るのを見ても全く危機感を感じないらしいんです。

私は散々彼らには言ってきたのですが、いくら具体的に話してもエビデンスを示しても『家族なんだから』っていうんですよね。

家族には感染しない特別なウイルスだとでも思っているのでしょうか?

ましてや、家族でも家が別なら予防はできるんですから、極力家に入れないようにするとか、マスクをつけて会話もなるべくしないとかの努力をするべきだと思うんです。

実際に私の実家の近くの学校ではすでにクラスターが発生しています。

さらに、ここまで感染力が強いとクラスターと言うよりも市中蔓延していると考えるべきですし、何しろ陽性率が高いと言うことは無症状感染者を全く追っていないわけですから感染者数は発表よりもかなり多いと考えるべきです。

陽性率が20%だったとしても、発表の2-4倍くらいは感染者がいる可能性があります。

つまり、孫がかわいそうだからとかそう言う感情論を理由にして持病持ちの高齢者がいる家の中を子供がノーマスクで大声で話していると言うこと自体が異常としか言いようがないんですよね。

実感がないかもしれませんが、もう高齢者だからといって入院なんて簡単にできません。

ベッドも看護師も足りていないんですから。

感染者数も相当な人数に迫っていることは数字を見ても分かります。

そう言う事実に目を向けずに、目には見えていないから今までと同じ。

子供だから感染していない、症状がないから感染していない、かわいそうだからマスクをつけろと言えない。。。

そんなことを言っているステージではなくなっているんですよね。

 

私は私の家族にはもう散々言ってきましたが、言われることが気に食わないと言う理由で話を聞こうともしない人たちに言って聞かせる時期ではなくなりました。

なので、全員が連鎖的に感染しても「まぁ、そうだよね、自分たちで選んだんだから仕方ないよね」で終わってしまうと思います。

こう言う反面教師な家庭もあるんだと参考にしていただければと思いながらこれを書きましたが、きちんと数字を見れば今何が起こっている可能性があるのか、そのためにはどう言う行動をすればいいのかと言うことがわかってくると思います。

少なくても病院のキャパシティが改善できるまでは耐え忍ぶしかありませんね。

家庭内感染がかなりのウエイトを占めてきております。

そんな私は当院で自己隔離を行なっていますので、平穏無事にいられることを願っております。

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