
昨日蚊に刺されました。
昔からなのですがあまり虫を殺したりするのも好きではないので、蚊に刺されても吸いっぱなしにさせてたことがあったんです。
でも、いつも痒くならないので不思議だなって思っていました。
大人になってとある記事を見てなるほどって思ったことがあるんです。
それは、痒くなるのはアレルギー反応ということ。
蚊は血液を吸う時にまずは自分の唾液を注入します、これは血液凝固反応を起こさないためで、吸った後に固まってしまうのを防ぐためみたいですね。
そして、血液を吸うさいにこの唾液も一緒に回収するそうです。
問題はこの唾液で、唾液が人間の体内に残るとアレルギー反応を起こして膨らんだり痒くなるらしいんです。
なので、吸いっぱなしにさせると唾液も回収していくので痒くならない(痒くなっても痒さが減る)らしいんですよね。
昔から夏場でもほとんど痒くなることがなくて(1シーズン3回くらい痒くなったりします)、多分こういうのは気づかないうちに蚊に刺されているところを触ろうとして途中で蚊が唾液残して逃げてしまったか、アレルギー反応が強めに出たんでしょうね。
今回も写真のように刺されている間は外に出て、吸い終わったら外に逃げてくれるようにしていたんですが、刺されてから今まで刺された場所もわからないくらいに痒くもないし膨らんでもいません。
偽善ぶったことを言うつもりもないのですが、殺さないと言うことをしているとこう言う利点もあったのねとちょっと嬉しくなるウンチクなのでした。
こう言う風に止まっているときに息吹きかけたりして逃げていくときはまだ刺し始めの時なので問題がなく、息かけてみたり腕を振っても離れない時は吸引中なので見守っていると良いですよ。
ちなみに、蚊に刺されても痛くないのはどうして?って言う疑問もあるのですが、そもそもここまで細い針を刺されても人間は何も感じませんよ。
人の皮膚には痛点というセンサーがあるのですが、面で存在してるのではなく点で存在しています。
なので、鍼灸の鍼も痛くないのは細いから何です。
ただ鍼灸の鍼の場合は蚊の針よりも全然太いので、痛くならないようにもうひと工夫して刺しています。
鍼灸の鍼が痛くないのと蚊に刺されても痛くないのは理由が似ているんですよ!