そろそろ植物たちもこれでひと段落かなと思います。
観葉植物で人気があるのは、モンステラやフィカスと呼ばれるものが多いですね。
フィカスとはゴムの木の事で、皆さんがゴムの木を思い浮かべると楕円形の厚い葉っぱのインドゴムの木を思い浮かべるかもしれません。
フィカスにも様々な種類があって、ベンジャミンやガジュマルなんかもフィカスの仲間です。
そんな中でも人気があるのがフィカス・ウンベラータ。
ハート型の葉っぱが愛らしく人気です。
近所のお花屋さんでも入荷していたので買ってしまいたい欲望を必死に抑えながら早く売れてしまえば未練もなくなるのにと思っています。
こういう葉の綺麗な観葉植物を買う時に観たいのは枝ぶり。
枝が曲がったり個性的な形をしているものは人気があり少しお値段も張ってきます、なぜならそういう枝のものをいろんな所に行って探してきたり、そういう枝の形に育てているからです。
枝が曲がりくねっていればいいわけではなく、お部屋のイメージに合わせて置くのですが、少し個性がある方がポンと置いた時に目が行きますよね。
普通に枝がまっすぐの自然な形はそれはそれで綺麗に見えますし、庭に置いたりするのはそういうすくすくと育っていそうなものがいいと思います。
そして、私が買ったのはこれです。
クリシュナ菩提樹とか、フィカス・ベンガレンシス・クリシュナとか言われています。
クリシュナとはインドのヴィシュヌ神の第8化身の名前がクリシュナなんだそうで、その名前が冠されています。
どうやらとても珍しいフィカスらしいのですが、なにが気に入ったかというと葉っぱの形なのです。
三枚の葉っぱが一対になっていて、双葉のような楕円形の二枚のはっぱの中心に大きな葉が付いています。
このおおきな葉を見ると、外側にくるんと巻いてコップの様な形になっているのがわかりますでしょうか?
これがクリシュナの特徴で葉脈がくっきりと出た濃い緑色の矢じり型の葉が、くちゃっと丸まったり綺麗にひし形になったりいろんな形を見せてくれます。
こういう希少性のある種類のものは花屋の店先に並ぶ事はまずなく、ネットなどで見つける事になるのですが、実物写真ではなく、枝の形はこれに似たものとして写真が載っている事が多いです。
イメージと全く同じものが欲しいのであればやはりきちんとお話をした方がいいかもしれませんね。
暖かくなってきたので新葉がすくすくと育っています。
元気に育っていって欲しいものです。