久しぶりに少し鍼灸院らしいことを書いてみようと思います。
鍼灸ってなんで効くの?って聞かれることが多いのですが、その答えの大きな答えが【流れを良くする】からなんです。
これはいろんな流れが関係していて、大きく分けると現実的な【血液】と神秘的な【気】の二つに分けられます。
血液というのは身体中を流れ古いものと新しいものを交換します。
古い(正確には体を巡って栄養や酸素がなくなった血液)血液を肝臓に運び、悪いものを中和した後に肺に入り酸素をLOVE注入してから全身に栄養と共に酸素を運びます。
この巡りを良くするのが鍼灸なんですね。
鍼で微細な傷をつけると、そこを治すために血液が集まります。
つまり、古い血液が流れて行き傷を治す為の新しい血液が運ばれてきます。
筋肉に刺すと筋肉が緩み溜まっていた古い血液が流れます、この時に発痛物質も一緒に流れていき痛みを感じさせる物質がなくなるために痛みが弱まります。
この流れを全身に鍼をすることで全身の血液循環が変わるんです。
なので、鍼をしたあとは疲労感が出たり眠気が出るのですが、これは良くなる為の前触れという考え方で大丈夫だと思います。
顔にする美容鍼も同じような考え方で、顔の血液循環を促すことで血色が良くなったり肌のトーンや透明感が上がったり、新陳代謝をする為のターンオーバーを促すものだと思っています。
鍼ってどんなものかわからないと思う方も多いと思いますが、巡らせ効果がいろんな結果を生む方法だと考えてもらえればいいなと思っています。