以前にも同じようなことを書いたことがありますね。
私の周りのトレーニングのプロの人たちが減量をするとき、ほとんどの人がまず始めるのが【低脂質ダイエット】です。
世間では低糖質ダイエットの方が主流ですが、お手軽で効果が持続するのが低脂質ダイエットです。
「食事の量を減らしているのに痩せない」「ダイエットしているのに痩せない」と言う人が陥る二つの点について見てみましょう。
①食事を減らしてもカロリーが減らなければ脂肪は減らない
食事の量を減らすときに、ほとんどの人が気にするのが糖質。
お米の量を少なくしたとか色々聞きますが、減らさなくてはいけないのは脂質。
理由はとても簡単で、【糖質のカロリーは1g=4kcal】に対して【脂質のカロリーは1g=9kcal】であると言うこと。
たった4gか9gの違いでしょ?と思うかもしれません。
しかし、1gでと言うところが大事。
ご飯を200g(お茶碗一杯くらい)で800kcalなのに対して、同じ量の脂質を食べると1800kcalになります。
油をそんなに食べないよと思うかもしれません。
しかし、みなさんは商品の成分料をみてお買い物をしていますか?
例えば食パン、高級食パンほどバターやクリームを使っているので脂質が高くなります。
とはいえ、これくらいならまだ大丈夫。
夜ご飯に野菜炒めを食べてダイエットとなったりするとかなり危険。
野菜炒めって健康そうに思えるんですけど、炒め油が満遍なく野菜に絡んでいるので結構多量な油分になります。
炒め油は仕方がないのですが、余分な油分まで食べてしまわないような料理がいいです。
今時期は野菜が美味しいので、煮たり蒸したりする食事がいいですね。
タンパク質は積極的に摂りたいので、最近の私は鶏肉団子を茹でたり、スープ仕立てにする際に白身魚を入れて食べることで、高タンパク低脂質低糖質の食事をしています。
②ダイエット期間が短すぎる
巷では2週間のダイエットで「やり切った感」を語る人が多いです。
でも、ダイエットでしっかり効果を出すなら最低2ヶ月くらいは覚悟しないといけません。
しっかりとトレーニングをしている男性であれば、トレーニングでガッツリとカロリー消費をするのですが、運動量が少なくなればなるほどカロリー制限は厳しくなります。
低糖質ダイエットは効果が早く現れますが、それでも2週間では何の変化も出ません。
1-2kg痩せた!!と言う人もいますが、それは測るタイミングが違うだけの幻だったりします。
例えば、初めは食後に測り、次に食前に測れば簡単にそれくらい痩せます。
水を飲む前と飲んだ後でも同じです。
初めの1-2週間はきついかもしれませんが、だんだん慣れてくるものです。
そしてやりすぎもダメ、ある程度はカロリーをとらないと逆に衰弱していくだけだったり、脂肪をもやすための点火エネルギーもなくなってしまいます。
専門的な減量知識は私が語れるものでもないので専門の人に相談するのがベストですが、半年くらいは頑張るぞと言う気持ちで臨むのがベストですよ。
トレーニングもダイエットも、目に見えてくるのは半年くらい経ってから。
とにかく継続すること、これが大事ですよ。