湿気と胃腸 【東洋医学のお話】 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

湿気と胃腸 【東洋医学のお話】

今年も梅雨の季節がやってまいりました。

この時期、私が施術の際によく聞くのは「胃腸の調子」です。

東洋医学では胃腸は【湿】に弱いとされています。

【湿】って言うのは余分な水分なのですが、空気中に浮いている湿度でもあり、オイリーなベタベタなものも【湿】であり、お酒を飲んでも【湿】が溜まると言われています。

なので、たくさんお酒を飲んだ翌日にお腹を下すのは、余分な【湿】を排出するためであり、お腹を下さないと【湿】が溜まって熱が発生する(どうしてと聞かれると困るのですが、そう言うものみたいです)と言われています。

胃腸は東洋学的には「脾(膵臓のことらしいです)」と「胃」に分かれていて、【脾は湿を嫌い、胃は湿を好む】と言われます。

基本的に消化器系は脾がメインなので、なるべくこの時期は【湿】のたまらない生活をしましょうと言われます。

ただし、暑くなってくると水も飲みたくなりますしどうやっても水分は必要ですよね。

湿を取り除く食べ物なんていうのもあるらしいのですが、個人的にはお酒もいいけどあまりアルコール分や脂質の高い食べ物は避けて、そもそも取り込まないようにするのがいいのではないかなと考えています。

夏野菜が美味しい時期になるので、お肉ばかりを食べないで野菜もたくさん食べましょう。

お酒もいいけど量を控えて、揚げ物などのオイルものはあまり食べない方がいいかもしれませんね。

中野区東中野で鍼灸施術のご予約

ヒアリングを行い最適なメニューをご提案します。

ご予約はこちらから


— Archives