香水のススメ 〜香水の種類あれこれ〜 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

香水のススメ  〜香水の種類あれこれ〜

昨日、私が今まで使っていた香水を書いてみました。

今日はその香水について少し掘り下げてみますね。

私は今回Dior の【SAUVAGE】という香水を入手しました。

このSAUVAGEという香水には三つのラインナップがあります。

 

SAUVAGE eau de toilette オードトワレ

SAUVAGE eau de parfum オーデパルファン

SAUVAGE parfum パルファン

 

この三つの違いわかりますか?

ちなみに同時発売ではなくオードトワレが2015年、オーデパルファンが2018年、パルファンが2019年に発売されています。

香水にはこういった種類分けがされており、1番多いのがオードトワレです。

トワレ=toilette=トイレです。

eauとはフランス語で水の意味なので、直訳するとトイレの水なのですが化粧室と言うように身嗜みを整える水という意味合いだそうです。

この違いは1番わかりやすくいうと濃度の違いです。

下から順に。。。

オーデコロン→オードトワレ→オーデパルファン→パルファン

となります。

オーデコロンというのは今回のSAUVAGEにはありませんが、前回で紹介したカルバンクラインのCK oneやアバクロのフィアースなどがオーデコロンです。

香水というのは香料をエタノールや水で希釈するのですが、その希釈率が違うのです。

オーデコロンで2-10%くらい、香りは1-2時間持続。

オードトワレで10%くらい、香りは2-3時間持続。

オーデパルファンで15%くらい、香りは3-5時間持続。

パルファンで20-30%くらい、香りは5-7時間持続。

だそうです。

もちろん、後者になるにつれて値段も高くなり、使用方法も変わります。

パルファンで最も目にするのはCHANEL No.5ではないでしょうか?

この香水は7.5mlで15000円ほどします。

通常のトワレなどは60mlくらいで5000-7000円くらいです。

相当いいものを使っているのでしょうね。

さて、それでは違うのは希釈率だけでしょうか?

私も最近知ったのですがそうではないのです。

 

香水って香りが変化すると言いますよね?

基本的には3段階。

トップ(ヘッド)ノート。

ミドル(ハート)ノート。

ラスト(ベース)ノート。

 

トップノートははじけるレモンの香り(プリキュアか)のような柑橘系やマリン系と言われる香りがします。

つけてから30分くらいまでの香で、その香水の第一印象を決めます、第一印象って大事ですよね。

元々柑橘系の香りってすぐに消えてしまうんですよ、アロマオイルとかでもそうですよね?

こういう揮発性の高い香料を数種類組み合わせたものがトップノートです。

 

ミドルノートとはその香水の本来の香り。

お花の香りや柑橘以外のフルーツの香りで構成されています。

ハートノートと言われるのは核となる香りだから。

真ん中の数時間香るので、ここを確かめて買わないと失敗しますよ。

実際にお店で自分でつけてみたり、テスト紙につけてみて1時間後くらいの香りを確かめてから買うことをお勧めします。

 

ラストノートは最後まで香る余韻です。

ウッド系の香りだったり、龍涎香(アンバーグリス)だったりバニラだったりと甘く重厚に香るものです。

オーデコロンにはこのラストノートがなかったり、そもそも香りの変化しないものもあります。

 

この3つの段階それぞれに何種類もの香料が使われており、それがとても複雑に香っているのもが香水なんですね。

同じ香りでもトワレとオーデパルファンとパルファンでは香りが違うこともあります。

それは、同じ香料でも最高級のパルファンには最高級の香料が使われていたりしますし、希釈率が低いので香りに深みを持たせることができるためにさらに多くの種類を使うことがあるそうです。

つまり、パルファンこそがその香りの真骨頂であると言えます。

しかし・・・・・・・

日本人はあまり香りが好きではありませんよね?

私もベッタベタに香水まみれの日本人にはひいてしまいます。

このランクの違いを知らない人が多いので、オーデパルファンやパルファンをトワレと同じ感覚でつけてしまうと・・・

香害になります(笑)

トワレは面でつける

オーデパルファンは線でつける

パルファンは点でつける

なんて言われます。

空中に吹きかけてその下をくぐるとか、手首につけて首筋につけるとか、トワレではいいかもしれません。

吹きかけてくぐるのはオーデパルファンでも大丈夫そうですがパシャバシャつけるとたまらなくなります。

パルファンはCHANEL No.5のようなものであれば、瓶を逆さまにして蓋についた香水を首筋にポンとつけるくらいでもんの凄く香ります。

スプレータイプのパルファンでしたら腰や足首などにつけてあまり露出している部分には控えたほうがいいかも。

指につけてチョンチョンと首につけるだけでもふわっと香ります。

パルファンはアルコールが少ないので周りにはあまり拡散されませんが、つけすぎると強烈です。

その分、香りの深みがすごいので、適量をつけた時にはとてもセクシーです。

 

私は今回初めてパルファンを使いましたが、使い方が難しい分すごく深みのある香りが楽しめます。

次は普段どういう使い方をしているかでも書ければ良いですね。

 

https://5elements-higashinakano.com/columns/columns-3084/

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