
HPを作成するときにコラムのコーナーを作りましょうと言われ、何を書いたらいいのやらと悩んでいたのですが、東洋医学とか針とか灸の話ばかり書くのもツラいですし、様々な思いついたことを書いていこうと思います。
私は植物が好きでして、治療院を作ったら植物をたくさん置こうと決めていました。
造花はあまり好きでは無いので手間はかかりますが成長していく生きている植物が好きなのと、植物は邪気を吸い場を浄化してくれるなんて言われています。
誤解の無いように申し上げますが、私は気の類やスピリチュアルなものは鈍感な方です。
毎週変えている切り花もそうですが、植物や花というのは場を華やかにしてくれたり季節感を彩ってくれたり、お腹は膨らみませんが気持ちを和やかにしてくれます。
開院して間もなく、近所の花屋さんで見つけたのがこの花です。
『アーティチョーク』
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、これはお腹の膨れる植物なのです。
そう、食べ物なんですね。
日本ではほとんど野菜売り場に並ぶことはなく、売っていたとしても一つ1000円くらいするそうですが、アメリカやイギリスなどではとても一般的な野菜で、普通にスーパーマーケットなどで売られているそうです。
和名を朝鮮アザミと言うそうですが、アジアの植物ではなく西洋の植物です、なぜその名前がついたのでしょうね?
この写真はアーティチョークが咲いたものなのですが、食べる場合は咲く直前のつぼみを食べ、写真のように咲いてしまったアーティチョークは食べられません。
花の大きさは男性の握りこぶしよりも1〜2回りほど大きく存在感は抜群なのですが、食べられる部分はものすごく少なく食べる部分は外からは見えません。
このアーティチョークはあまり日本で見なれないせいもあり、道ゆく方々がとても珍しそうに見たり写真を撮っていかれます。
これなんて花ですか?と声をかけられることもあり、折角なのでお店の看板フラワーになってもらっています。
今週の週初めから咲き始めたので、来週半ばくらいまでは咲き続けてくれるのではないかなと思っています。
皆様お近くにお越しになられた際にはちょこっと見に来てみてくださいね。
一週間に一度、月曜日にはお店の中の植物たちを日光浴させているので、珍しい植物が店先に並んでいると思います。
【後日談】
アーティチョーク、実は蕾の状態(写真)で枯れてしまいました。
本来、紫の部分がアザミの花のようにふわーっと盛り上がって咲くのですが、どうやら水不足だったようです。
毎日毎日水をあげなくてはいけなかったようですね。
今年はもう蕾はつかないのでお店の裏手で来年に備えてもらうようにし、夏らしいお花を仕入れてきました。
それは後日また紹介します。