最近、当院にケアにいらっしゃるラグビー選手です。
2018年現在で大学1年生、大学のラグビー部で現役バリバリでプレーしているそうです。
私はラグビーの詳しいルールなどはあまりよく分かりませんが、とにかくコンタクトが多く怪我の多いイメージがあります。
実際に体を触ってみると、この選手に限らずにラグビーやアメフトの選手は筋肉の緊張がかなり強く、ケアをしっかりしておかないと怪我に繋がるのではないかなと思うくらいです。
ボディビルをやっている方の体などと比べると、特に下肢全体の疲労度が高いのと筋緊張の強さはスポーツ選手の方がより強いように感じますね。
やはり同じ部位を毎日酷使するので、どうしても一定の部位に負担がかかりやすいのではないでしょうか?
ボディビルは筋肥大のためにトレーニングをしても、数十分走りっぱなしになったりと言うことはないので瞬発力としては必要でも基本的に1週間に同部位を1-2回しか酷使しないことを考えると筋緊張に関してはそんなにひどくならないのかなと考えています。
その代わりに重量の負担が強いので、痛みによる可動域制限などの痛みとして体に負担が出てくることが多いような気がします。
丸山凛太朗さんもそうなのですが全体的な筋肉量が多く、部位ごとの体の厚みがかなりあるので、通常では臀部にしか使わないような長めの鍼をかなり多用します。
ラグビーやアメフトの選手は学生、社会人にかかわらず私からみるとあまり体のケアをしっかりしできていないようなイメージが強いです。
特に鍼でのケアというのは、鍼灸師が厚みのある体に慣れていないとなかなか目的の筋肉までアタックできずに効果があまり実感できなかったりします。
長く続いている可動域の不調や痛みなども、意外と鍼で対応すると改善できてしまったりします。
ただ、結構しっかりと鍼をするので刺激量は多くなってしまうかもしれませんね。
もし、コンタクトスポーツで怪我の治りが遅いとか、疲労が溜まっているなんている方がいましたら是非一度ご相談ください。
現在、丸山凛太朗さんは月に2回ほどガッツリと鍼をしています。