6月3-7日で5日間の台湾旅行に行ってきました。
今回は行き先は漠然と決めただけで、ほとんど行き当たりばったりの旅行でした。
毎日少しづつコラムにアップしていきますね。
1日目、エバー航空で10時50分のフライト。
朝起きて、5日会えないのでうちの福ちゃん(ワンコ)のお散歩をしてから7時過ぎのリムジンバスで空港へ。
私の家は江戸川区なので、電車で行くとぐるっと回って羽田に行くことになるので、リムジンバスだと30分くらいで空港に着きます。
必ず座れるので私は電車よりもバスが好みですね。
国際線ターミナルに到着。
オフシーズンなのでそんなに混み合っていませんね。
私はフライトが10時30分だと思っていたのでかなり早く到着してしまい、何も食べていなかったので「つるとんたん」に行くことに。
エスカレーターを上がって、日本円いくらあるんだろうと財布をチェック。。。。。。。。あれ。。。。。?
財布が無い。
というか、むしろバッグごとない。
ここで、到着してすぐに入ったトイレにパスポート入り財布を置いてきたことに気づく。
エスカレーターを逆走して、走ってトイレに行くも使用中。
ノックするが反応がない、何回もすると不機嫌そうに「なんですか?」と。
バッグがないか聞いても無いと言う、しかしここは羽田空港、もう安全な日本人だけの場所では無いので警備員さんに伝えて一緒に探してもらうことに。
そこで不意にアナウンス「ピンポンピンポーン♪坪井武揚さま〜、坪井武揚さま〜、至急、総合案内所までお越しくださいませ〜」。
もう、本当に、ものすごく焦りました。
お金を貯めて楽しみにしていたことなどが走馬灯のように駆け巡りました。
お金はキャリーバッグに入れていたのですが、パスポートなければそのお金を使う場所にさえ行けませんからね・・・
この時点で、カバンにはかなり気を引き締めるようになりました。
気を取り直して、まずはおうどん。
数日、日本食は食べられないと思い少し奮発して天ぷらおうどん。
1.5玉で注文したのですが、思ったより少ないかなと。
しかし、これからたくさん食べるんだから腹6分目でいいかなと思いましたがこれが大正解。
台湾とは過酷な食の修行なのでした。
それにしても、羽田の国際ターミナルは外人向けにとても雰囲気をよくしていますね。
さて、いよいよ出国手続きです。
空いているのですんなり出国、免税品店も多いのですが、お友達へのお土産はすでに買っているのでそのまま搭乗口へ。
この時点でまだ2時間前にもなっていないのでガラガラ・・・
飛行機が来たのも1時間後。
ゆっくりとiPadで映画を見ながら待ちました。
行ってきます。
と言うことで、約4時間くらいのフライトで台湾へ。
松山空港という台北の中心から近い空港を選んだので、タクシーでホテルまで行っても1000円くらいなのですが、行きはお金の心配もあるのと同時にやはり色々見てみたいと言うことで地下鉄で「西門」と言う駅に向かいます。
地下鉄はMRTと言うのですが飲食は禁止です。
台湾の人でなければ一発で罰金になったりはしませんが、基本的に注意されても従わなかったりすると6000円くらいの罰金になります。
ここが西門駅。
台北の渋谷や原宿と言われています。
これが西門紅楼。
日本統治時代に日本人が設計した100年くらい前の建物です。
周りの雑多な街に比べるととても存在感があります。
中にはお店が色々入っているんですよ。
ここのすぐ横にはゲイエリアらしく、真横にどーんとレインボーフラッグが立ち、ここの裏手にはガーデンバーがいくつもあります。
しかし、一つ裏路地に入るとなんとも懐かしい路地裏が広がっています。
今回お世話になるのは「町記憶旅店」。
雰囲気や部屋のテイスト、料金もリーズナブルなのでここにしました。
窓付のダブルで7500円くらい(サービス料別)なのですが、それ以上のコスパを発揮してくれました。
この旅行の写真で唯一私自身が写り込んでいる写真かもしれません(笑)
行ってから気づいたのは、ここもLGBTフレンドリーなお店らしく、中にはレインボーフラッグが。
そもそもこの旅館がさっきのゲイのガーデンバーのすぐ近くにあるので、ここら辺は多いのかもしれませんね。
でも、この雰囲気たまらなくないですか?
日本と違い、台湾のホテルは建物で独立しているところはそんなに多くありません。
建物の中の一角がホテルになっていると言う感じが多いです。
これは台湾ではよくあるのですが、建物の外は汚れているのに中はとても綺麗。
このホテルはリノベーションホテルなのですが、中のテイストがすごくいいですよね。
フロントの飲み物は飲み放題です。
キャンディーも食べ放題です。
お部屋はこんな感じ、小さいけどコンパクトにまとまっていて、ベッドの横に窓があるので開放感が満点。
屋根裏部屋のような作りになっています。
台湾には基本的にバスタブがないそうです。
ここのホテルも一番高い部屋でないとバスタブは無いそうです。
チェックインをした後はフラフラ散策。
マッサージの予約をしてあったので、目をつけていた小籠包のお店とワンタンスープのお店へ。
まずは「梁山泊小籠包」。
360円(1元4円換算)で。
台湾の食べ物は基本的に安いです、ただし、それは一般庶民が食べるものですけどね。
台湾の人たちは日本みたいに家族団欒で食事というよりも、朝ごはんから外で食べるようです。
そのために朝も7時くらいから朝食屋さんが空いています。
日本人はみんな鼎泰豊が好きだよねって台湾の友達は言います、あんなに待って高いお金出してそんなに違わないよって。
私も今回ローカルフードを食べてみてそう思いました。
決して私が味音痴なわけではありません。
もちろん鼎泰豊は美味しいですよ、でも、何時間も待って「とても美味しい」を食べるよりも、安くて「美味しい」もので十分な気がしました。
しかし、鼎泰豐は行ったことがない人にはおすすめですよ(笑)
次は「趙記菜肉餛飩大王」、日本ではワンタン大王と呼ばれれいます。
ワンタンというよりも水餃子ですね。
とても大きいので一番小さいものでもお腹がいっぱい。
台湾のこういう澄んだスープはあっさりしていて美味しいです、基本的に香辛料の香りが台湾は強いので、あっさりスープはありがたいです。
セロリの香りがとても強く、苦手な人でなければ美味しいと思います。
これで95元、380円くらい。
横にある紙は、これに自分で欲しいものを書いて渡します。
中で食べる場合は「内用(ネイヨン)」、持ち帰る場合には「外帯(ワイダイ)」と言います。
こういうローカルフードのお店は英語は通じません、ほんの少しの日本語の方がまだ通じます。
外はのんびりとした風景が広がり、こういう景色が懐かしさを感じさせまた来たいと思わせるのでしょうね。
マッサージをしてホテルに帰る途中でパイナップルを購入。
パイナップルは基本的に収穫してしまうともう追熟して甘くはなりません。
完熟してから収穫をしなくては甘くならないのですが、日本にあるパイナップルはほとんどフィリピン産で、熟成度は10-30パーセントくらいしかないそうです。
それに対して沖縄や台湾のパイナップルは70パーセント以上。
だからものすごく甘いです、食べた時のピリピリした感じは全くありません。
これだけ入って240円(笑)
とにかくこの時期の台湾の果物はとても美味しいということを思い知らされます。
そんなこんなで1日目が終わりました。
そう言えば、雨降らなかったですね。