日大アメフト会見を見て思うこと | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

日大アメフト会見を見て思うこと

最近、日大アメフト部に関してニュースがすごいですね。

グラウンドがすぐ近くにあるので少し興味を持って見ています。

昨日、コーチと監督が会見をしていましたし、その前は選手が会見をしていました。

両方を見て私が思ったことなのですが。。。。。。。。。当初本当に食い違いだったのではないかなと思う部分があります。

監督さんは置いておいて、コーチと選手に関しては。。。ですけど。

 

私も一度アメフトチームに見習いで(選手ではありません)行ったことがあります。

本当に様々な理由で1年くらいでやめてしまったのですが、、、なんか状況がすごくわかる気がします。

 

まず、選手に関しては本気で相手に怪我をさせてやろうとか思っている人は私のお世話になったところにはいませんでした。

とても有名なチームだったのですが、スポーツマンシップというものはとても大事にされていたように思います。

そもそも、練習試合などで他チームの選手が来ることもありましたが、試合あとは両チームの選手ともに普通に交流していましたし、そういう悪い殺気立ちはしていませんでした。

しかし、通常練習のミーティングや練習中などでは会見でコーチが言っていたように「つぶす」という言葉はごく普通に使われていましたし、それを聞いて通常は怪我をさせるという風には考えないように思うんです。

 

ここで大事なのは、通常の心理状態ならということです。

選手というのはやはりスポーツに没頭しているわけですから、スターティングメンバーに入るというのはそれはそれは大事なことなんです。

しかし、一つのチームの一つのポジションには何人も候補者がいます。

クォーターバックやキッカーなど、スタメンのポジションは一つしかないのに候補者は3-4人いるわけですよね。

そこに入るためには日頃からの努力がすごいんです。

私は体育会系の人間ではないので理解ができなったことなのですが、例えば真夏の練習なんかでは熱中症になる人が何人もいるわけですよ。

流石に重度になるまではいないのですが、吐き気、頭痛、痙攣なんていうのはザラでした。

しかし、こちらが止めてもみんな聞かないんですよね、だって、スタメン欲しいんですから。

コーチも熱中症は初期予防はするけど、熱中症になってから君たちが対応するものと言われたこともありました。

あの会見を見て、一般の人はアメフトの現場の想像がつかないのでコーチが嘘を言っているように聞こえるのかもしれませんが・・・・・私はあまり会見でのコーチを見てそうは思えませんでした。

 

わざと練習から外させて闘志を高めるというか、引き上げるというのはそんなに珍しいことではない気がしますし、監督に意思表示をさせるというのも珍しくないのではないかなと。

ただ、選手というのはある意味スタメン選抜戦でメンタルが弱ってしまっている場合もあります。

怪我がうまく治らなくて諦めてしまっている人や、なかなか成果を出せなくて少しメンタルを病んでしまっている人もいました。

その人が背水の陣で「つぶせ」という言葉を本当にそのままの意味で受け取ってしまうこともあると思うのです。

 

ミーティングなんかでは「今度の試合のチームがお前達なんて楽勝だと言っていた」みたいな事を言って焚きつけたりすることもあったような気がします。

それが悪いことには思えませんが、メンタルを病んでいる状態だと違った方向に萌えてしまうこともあるんだと思います。

そういう心理状態と、コーチの落として頑張らせるみたいなやり方がものすごい食い違いを起こし今回のことが起こっているのではないかと思ったりもしてしまいました。

監督さんは・・・色々と録音されてもいるようなので私はあまりわからないです。

ただし、体育会系の中で、コーチも監督の下にあるということを視野に入れたほうがいいなとも思っています。

多分、コーチは監督には絶対に逆らえないでしょうから、ある意味選手と同じ立場であるような気もします。

日大のOBの人たちが今回の件についてどう思っているかが重要な気がしますね。

もし、本当にそういうことをさせたコーチだったとしたら、OBの人たちが一番わかっていると思うのです。

 

様々なことがありましたが、私自身はやっぱり体育会系の場所って馴染めないなーと当時は思っていましたが、それでもがむしゃらだった気がします。

中野区東中野で鍼灸施術のご予約

ヒアリングを行い最適なメニューをご提案します。

ご予約はこちらから


— Archives