毎年思っていたことというか、恵方巻きに限らずなんですけど、、、
今年あるスーパーが話題になったそうです。
恵方巻きが大量に廃棄されたり、ノルマが達成できなくて買い取らされたり・・・
そもそも、人口は減っているのに毎年毎年前年よりも多くの恵方巻きを仕入れて売るのを【目標達成】と言う名目で行なっています。
そのスーパーは海の資源を考えても無駄に使って言うのではないかと思いやめましたと。
毎年適正な量を考えて仕入れますよと宣言したんです。
これに関しては本当にそうだなと思います。
海産物だって命あるものですし、人の利益のために無駄に殺されているのもどうかとは思っていました。
そもそも、これは何に関してもそうなのですが、どうして毎年毎年ノルマを上げるのでしょうか?
どうして昨年よりも今年はたくさん売らなければいけないのでしょうか?
私もこう言う仕事をしているので売り上げというのは上げないといけないと思っています。
しかし、「これで充分」と言う数字があるはずで、欲は出せば出すほどキリがないと思うんです。
その欲も自分で何とかなる範囲であればいいのですが、他人に犠牲を強いたり、それによって何かを無駄に殺すというのが人の怖いところだなと感じます。
例えば100人の消費者がいるとします。
そこに恵方巻きを売る会社が4社あり、各社前年は25本づつ売れたとします。
しかし、各社ともに去年は25本売れたから今年は30本のノルマにしようとすると・・・
20本分の余分が出るわけですよね?
1人二本買ってくれる人がいて、何とか各社達成できたとします。
それを毎年毎年繰り返せば・・・どうやったって余りますよね?
しかも、そこに他社が参入し続けているわけですから、途中から5社6社となると・・・
どうやったって無理なわけです。
そこで、そうやって自主的にセーブをすることができるスーパーってすごいなと思ったわけです。
恵方巻きに関しても、1900年以前にそういうものがあったと言う記録は見つかっていないみたいな記事を読んだこともあります。
そもそも、それ以前では関西でも知らない人がほとんどだったとも聞きます。
それを言ってしまえば私がいつも言っているバレンタインデーはチョコレートをあげる日でも告白をする日でもないし、クリスマスだって恋人と過ごす日ではないですし、ハロウィンは私には意味不明ですし、イースター?なにそれ?ということになってしまいますけどね。
ただし、何でもかんでも商品にして売りまくって廃棄しまくるのはどうなのかなーと思っていたので、このスーパーの行動に関してはとてもいい傾向なのではないかなと思います。