似ているようで全然違うことのお話です。
昨日、道を歩いているとたくさんの警察に連行される人がいました。
道には人が集まってて、私は道路の対面から何があったんだろうと見ていました。
そうすると、横にいた親子が笑いながらその様子を見ていて、近くのおじさんが「こういうものを見ながら笑うっていうのはどうなのか?人が捕まっているのが楽しいのか」とその親子を注意しました。
そうするとその母親は、逮捕を見て笑ったんじゃないとかなんとか言っていたのですが、私にしてみればお葬式の最中に笑って同じことを言うのと同じようなものだなと思っていたのです。
そうすると子供がさらに一言「逮捕されるのが悪いんじゃん」と。
まぁ、そう言う母親の子供もこうなってしまうんだなと残念に感じながら・・・
事実と認識というのは、実は鍼灸院や病院に来る人との話の中でも実感することで、お医者さんにこうだと言われたからとか、お友達に五十肩だって言われたからとかで「五十肩で悩んでるんです」と言われることがあるのですが、それは事実とは違ったりすることが多いんです。
その子供が言った「逮捕されるのが」というのは、実際には連行されただけなのか逮捕されたのかはわからないわけですよね。
その人が暴れているのは何も見に覚えがないのに濡れ衣の可能性もあるんです。
それなのに、その場面だけを見て「逮捕されるのが悪い」と言ってしまう子供も怖いなと思ったのと、それを聞いても何も言わない母親と言う構図が恐ろしいなと感じてしまったのです。
多分、その子も見に覚えがないのに突然警察に囲まれてつれていかれそうになったら。。。もっと暴れるんじゃないんですかね。