ブランディングのお話 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

ブランディングのお話

ちょっと専門的なお話になってしまっていますが、昨日に引き続きちょっとお店のお話です。

なんでこういうことを書いているかというと、私の周り(学校の生徒など)の中では私はかなり早く開業をした方なので相談されることが多いというのがあります。

そのついでにちょっと書いてしまおうかなと。

お店を開くという時に【ブランディング】と言うものを考えます。

ブランディングとは、お店のブランド力を考えるって言うことですね、例えばユニクロは安価で着れる普段着を売っているので、誰でもたくさんの人に来て欲しいわけです。

エルメス(HERMES)のようなトップブランドになると生活が裕福な方々に来て欲しいので、重厚感のあるお店の雰囲気を作ったりしますよね。

そう言うのをブランディングと言います。

これからやるお店がどのようなもので、どのような人に来て欲しいかでお店の雰囲気を変えたり、ホームページやロゴマークなどを考えていくわけです。

昨日書いたホームページがお店の分身というのは実はそのブランディングというのを効かせるのにとても重要になるんですね。

ホームページを見た時に、高そうだなとか安そうだなとか、賑やかそうだなとかリラックスできそうだなとか・・・

イメージを膨らませますよね?

当院の場合は院名の【Five Elements】という名前の意味を伝えてから、始めに作ったロゴマークを見せたのですが(これが結構微妙だったのです)、いくつか案を作っていただけたのです。

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こんな感じですね。

その中で、私がもともとしていたイメージというのが一番下で現在のロゴになっているものです。

ただ、それ以外にもいろんな案を出していただいたので結構悩んだのですが、担当の方も一番下を選ぶと思っていたようです。

私の場合は、ちょっとスタイリッシュにしつつも、院内がちょっと南国チックになってしまったので、接骨院や整骨院みたいに元気なイメージというよりは、ちょっと落ち着いた自然をイメージできるようなホームページにしてもらいました。

例えば、ここがそういう元気なイメージにしたければ、もう少し人の写真を多くしたり笑顔満載のページしたりするのでしょうが、私自身そういうのはガラではないので・・・

こういう雰囲気になりました。

例えば、もうちょっと隠れ家感を出したいのであれば、どこかのBARみたいにそれこそ中が見えないようにして重厚感のある扉をつけて、スポットライトでロゴだけを点灯させるみたいなやり方をするとグッとプレミア感が増すのですが、かなり人を選ぶ方法でもありますよね。

人は中が見えなくて秘密めいたところには入って見たくなるものですが、勇気もいります。

こういうブランディングというのは価格設定にも響いて来ます。

例えば、ユニクロみたいな雰囲気で1着数万するような服を買いたいかと思うと・・・

そんな感じにはならないですよね?

エルメスのようなお店だと、なんか素敵で入りたいけど買わないと申し訳ないからどうしようかな・・・

となってしまいます。

そういう入る前のお店選びという時点から、私の仕事はどうしてもリーズナブルな金額でお受けするようなお仕事ではないので、この金額なら行って見てもいいかなというような気になるブランディングが必要ということなのですね。

とはいえ、内装に関しては気付いたらこうなっていたというのがあるので、それにあった写真を撮ってもらいホームページを作っていただきました。

 

毎週のように飾っているお花も、このブランディングの意味合いもあります、切り花ってちょっとリッチな感じがしますので、また来たいなと思っていただける一つの要素になるんですね。

と、こんなにあからさまに書いてしまったのですが、お店ってそうやって結構必死になっているんだなというのが伝わればありがたいです(笑)

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