さっき気づいたのですが、今週末は三連休&お盆休み期間が8月13-16日ということで、まるまる9日間お休みという方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、メイン期間に休みをする人は東京ではあまりいなく、この期間を逸らして休みにする人も多いですよね。
本来お盆休みというのは、上京してきた人が故郷のお墓参りに行くためのお休み。
戦後、地方から東京に仕事をしにくる人はどんどんと増えましたが、お墓参りというものが今よりも大事にされていた時代なのでお盆には一気に帰省するという人が多かったのでしょう。
今では実家がお盆を大事にしている家庭以外は時期をずらしますよね。
そんなお盆なのですが、お墓参りというもの自体が少なくなっているようには感じます。
日本人って宗教にあまり興味も知識もない人が多いので、なぜか死後にはお墓という仏教のものを建てて供養します。
神社である神道にはそもそもお墓という概念はないと思うんですね。
そもそも死を穢れとして扱うらしいので、お墓自体が存在しないはずです。
ただし、無宗教霊園みたいなところに神道のお墓を建てる人もいるとか。
私はぶっちゃけ海洋散骨でもして自然に還して欲しい派です。
そんな私の実家はというと、私の両親自体も墓石はいらないという考えだったので樹木葬という形を選んでいます。
樹木葬という名前ですが土に埋めているわけではなく、花壇に骨壷を並べてその上にお花を並べ(ポッドのお花を並べてある)、藤棚を上に作ってあるような感じでして、骨壷自体はあるけど墓石がない。
骨壷は複数家族分並べてあって墓石はない。
ってな感じです。
墓石がないので、遺族が墓石掃除をする必要がありません。
墓石掃除ってめっちゃくちゃ手間がかかりますよね。
そもそも家の近所にお墓がないとそんなに頻繁にお墓の掃除なんてできませんよ、それを毎週毎月墓まで来て掃除しに来いって子供に言えるのがすごいなって思ってしまうんです。
子供の手間や負担を考えたらお墓って・・・・・・・ってなりますよね。
敬虔な仏教徒ならわかります、そうやって弔って欲しいですよね。
でも日本人は仏教徒ではなく【お葬式は仏教スタイルでやるもの】って思っているからお墓を建てるんです。
ちょっと考えればわかるのですが、そんなに埋葬するお墓の場所なんてありませんよ、特に都市部には。
なので、私個人としては仏教徒ならお墓を建てるのはわかりますが・・・私は仏教徒ではないので神道スタイルでお葬式をした後に散骨して欲しいなって思っています。