JR・大江戸線 東中野駅から徒歩2分、中野区東中野の鍼灸院 Five Elementsです。
先日、タロットカードで占ってもらった時に「元々勘が鋭い方みたいですし、今の仕事から占い師にでも変わるんじゃないですか?(笑)」みたいなことを言われたんですね。
で、一緒に『私占いなんてできないですよ(笑)』みたいに笑っていたのですが、実は鍼灸師って占いできる人多いんです。
なんでかって言うと鍼灸って八卦に通じるところがあって、鍼灸師の中には易学を使って占いをする人もいます。
また、「Oリング(オーリング)」と言って【YES or NO】を判断し、鍼を刺す場所を確認しながら鍼治療をする方もいます(私の学校の校長先生が得意とするやり方で、サッカーのワールドカップに呼ばれているような方でした)。
私自身はあまりこういう第六感的なものを使用しない鍼灸方法をしているんですんですが、細かいところで実は勘に頼っています。
実は経穴(俗にいうツボ)ってすごく曖昧なものなんです、教科書に書いてある経穴の場所というのは【とある場所から患者さんの指の太さ2本分】みたいな表記なんですよ。
更に上の場所から更に3本分みたいな。
その時にいちいち患者さんの指の太さなんて確認できませんよね?
なので自分の指で測ってみてからミリ単位の調整をするんですが、その時にその辺りを探って「私の感覚がここだって言っている!」っていうところに刺すわけです。
その「ここだ!」っていう場所を探るときに指に違和感を覚える人もいればチャクラが訴えるという人もいます。
なので、実は鍼灸師ってそういう第六感センスが上手な人とそうでない人でも手腕が問われる場合もあります。
さて、そこでタロットカードですよ。
せっかくなので一番スタンダードなタロットカードを買ってみたんです。
そして年始のタロット占いで【今年は覚醒するかもしれない!】と言われたことについて自分でもカード開いてみたんです。
【私は今年覚醒するんですか?】と。
するとこんな感じにカードが出たんです。
これをですね、私なりに解釈するとですね、わたし覚醒するっぽいです(笑)
十字の中央「現在の状態」にある【ACE of WANDS(ワンドのエース)】。
ワンドは情熱や火を表し、ACE=1なのでワンドの始まりのカード、つまり現在もう始まっているんですよね。
十字の上下は上が現在の健在意識(自覚できるもの)下が潜在意識(自覚できないもの)。
健在意識が【Judgement(ジャッジメント)のリバース】で自分ではそんなことはないと思っている、潜在意識は【5 of SWORDS(ソードの5)のリバース】で争いを表すカードですが・・・何か争いにならないかを気にしているって感じなのですかね?
左は過去、【5 of WANDS(ワンドの5)】で切磋琢磨するというカード、そういう勘みたいなものを切磋琢磨してきましたということ、右は近い未来、1-3ヶ月くらい先と言われている場所に【2 of WANDS(ワンドの2)】で何かを選択したり方向性を決めるというカードです。
この時点でもう予感がビンビンします(笑)
左側の縦列に行くと、下から見るのですが「自身の置かれている環境」に【10 of SWORDS(ソードの10)】が出ていて、何かが終わって始まることを示唆します。
10本の件が突き刺さるショッキングなカードなのですが、緊迫している事態があって物事が終わってしまうが、カードは夜明けが描かれているように最悪の状況から明るい未来が見えるというカードです。
その上が周囲との関係性を示すカードなのですが、人との関係だけでなく環境なども含まれます。
そこに【THE LOVERS(ラヴァーズ)のリバース】。
アダムとイヴがエデンの園で天使に祝福されているのですが、それが逆を向いています。
タロットカードは絵柄の意味もあるのですが、それだけで見るのではなく漠然とした解釈も必要みたいです。
ただし、ここは「自分と周囲」という対になるものが逆を向いているので・・・この世界と決別でもするの?と言う意味にとれますね(笑)
下から三番目は願望や望み(上から二番目)の場所に出ているのが【THE FOOL(フール)】。
愚者ですね、日本語で愚者というとすごく蔑んだ感じがするのですが、タロットカードの大アルカナの始まりのカード、0番のカードです。
愚者とは言いますが無知なので何にも縛られずに自由気ままになんでもできると言うカードです。
つまり、すべての束縛から解放されて自由気ままに生きたいと言う願望なのでしょうかね。
そして一番上が最終結論、一番大事なカードです。
今までの諸々のカードの結果が【THE WORLD(ワールド)】。
先ほどのFOOLが始まりのカードならWORLDは完結のカード。
タロットカードの大アルカナは22枚で構成されていて0-21の番号があります、これは21番目のカード。
0から始まり様々な物語を経由した最後に完成するカード。
つまり、今回の【私は今年覚醒するんですか?】と言う問いに対するカードなので【あなたは様々な物事を経由してきた結果、覚醒します!】と言う結果になりました(笑)
21番の次はまた0番に戻るので、完成した結果自由気ままに生きるという考えにもなりそうですよね(笑)
ちなみにこのカードの中心に描かれているのは一見女性に見えますが、実は両性具有の神様みたいなものです。
ラッキーや棚ぼたで完成されるのではなく、22枚の道のりを乗り越えてたどり着いたと言う意味なので、いろいろ何か道のりがあったのかもしれませんね(笑)
タロットカードは78で構成されていて、大アルカナと小アルカナで構成されています。
始まりから終わりまでの物語を描いた22枚の大アルカナ。
1-10の始まりから完成までの物語にペイジ(小姓・若者)、ナイト、クイーン、キングの4枚を追加した14枚のカードがワンド(棒)・カップ・ソード・ペンタクル(金貨)の4種類あって56枚。
合計78枚です。
大アルカナだけで占えば大雑把だけどはっきりした占い結果になり、小アルカナも入れれば細かいけど漠然とした内容になる。
78枚で占う場合には大アルカナの出た部分は強く示唆される場所で、「ここが大事ですよ」と言うポイントにもなるらしい。
つまり今回でいえば最後の3枚は重要なポイントだと言うことですね。
さて・・・・・・・・・私の第六勘が示すこの内容を見ると今年の私はいろいろと波乱を含むのではないかなという結果になりました。