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最近、タイトルにある話題をちょこちょこと見かけます。
ディズニーランドの金額が上がりすぎてて若者が離れているのと家族連れが行こうと思うと10万円を軽く超えるとのこと。
これに関しては概ね賛成なのですが、もう一つあるのが【ディスニーランドに行く意味がなくなってきている】というものがあると思うんです。
ディスニーランドができた当初、私は小学3年生くらいだったのではないでしょうか。
ディズニーランドができた時、遊園地とは全然違うという話が同級生の中でもあり、とても楽しかったと聞いていました。
初めて行ったのは開園して1-2年経った時だったと思います、あまりに別世界でとても楽しかった記憶があります。
そして何よりエレクトリカルパレード。
2回目くらいに行った時に見たこのエレクトリカルパレードがあまりにも綺麗で、一気にディズニーランドに引き込まれ、その後この東京ディズニーランドで働くことになります。
何より覚えているのが音響が素晴らしく、スピーカーがどこにあるのかもわからず、体全身に響いてくるような曲に合わせてキラキラ光るパレードが通る事に圧巻された覚えがあります。
こういう俗にいうテーマパークというものはここにしかなかったんです。
正直ミッキーマウスとかは全然興味がなく、キャラクターで好きだったのはその時に買ったドナルドダックのぬいぐるみに愛着が湧いたので、ドナルドだけは好きでしたがいまだにキャラクターには興味がありません。
この『ディズニーランドの世界観が好き』というのが来客理由の一つですよね。
ただし、これに関しては今は東京ディズニーランドでなくても世界観に没入できるところはいくつかあります。
USJもそうですしサンリオピューロランドなどもそうでしょう。
昔はディズニーランドしかなかったんですよ。
ディズニーランドというのは【子供だけではなくて大人も楽しめる】がコンセプトなんです。
幼少期から高校生くらいまでにディズニーに行った子供たちが大人になっても遊びに行って、家族ができて自分の子供にも見せたい。
そう思わせることで何世代にもわたってきてもらうというのがビジネスモデル。
でも、今じゃ高くて行けないからそもそも子供がディズニーを知らない、だから大人になっても行かない。
大人になってからディズニーに行っても、ディズニーの魔法って効きづらいんですよ(笑)
だって仕組みがわかってしまっているしお金かかるのわかっていますから。
大切なのは【子供の頃にディズニー中毒になってもらう】ということなんです(笑)
もう一つの来園理由は『ディズニーのアニメが好きでキャラクターに会える』というもの。
問題はここなんですよね。
メインのミッキーマウスなんて今じゃアニメにも出てこないし、正直ディズニー商品くらいでしか見ない存在です。
そのミッキーに会いに行きたいと思うのは30代以降の人たちばかりなのではないでしょうか?
20代くらいまでの人としてはアニメがメインだと思います。
私でさえ『アラジン』や『美女と野獣』あたりの作品までしか面白いとは思えませんでした。
正直トイストーリでさえ見たことありません。
でもまだそこらへんまではいいでしょう。
最近のポリコレごり押しディズニーのキャラクターに愛着って感じますか?
私は『アナと雪の女王』でさえ胸焼けを起こしました。
王子様とお姫様は幸せに暮らしましたハッピーエヴァーアフターから王子様が悪者になっているんですよ、そこまでなら確かに「王子様より庶民を選ぶ愛」みたいに収まったと思うのですが、真実の愛は姉妹の愛でしたなんて今までの世界観をぶち壊しにきていると思ったくらいです。
そこら辺は個人の好みだとして、やはり子供の頃は王子様やお姫様や冒険といった物語が好きなものなのではないでしょうか?
でもそういうものを題材にした映画やアニメがなくなってしまったことでディズニーランドの売りものがなくなってしまったのではないかと思っています。
私はこの二つが組み合わさったことでディズニーランドへの顧客離れが増加しているのではないかなと思っています。
ただし、よく言われる行ってからもスマホばかりというものは悪いことばかりではないと思っています。
スマホばかり見てしまうのはわかりますが、2-3時間も列に並ばされるよりはよっぽどいいのではないかなって思っています。
いいこともあれば悪いこともある。
年間パスポートの常連がショーの座席を埋め尽くすということもこのオンラインならかなり抑制されると思っています。
なんにせよ色々と変化をしているのはいいのですが、ディズニー自身がディズニーランドの経営戦略をぶち壊しているなというのが私の感想ですね。