JR・大江戸線 東中野駅から徒歩2分、中野区東中野の鍼灸院 Five Elementsです。
2020年の感染症大流行以来、一気に無くなり始めている気がするのが忘年会。
言い方は大変申し訳ないのですが、会社単位の忘年会ってもう廃止方向になっていると思うんですよね。
2年ほど前までは「忘年会の予約が入らない」みたいなニュースって結構あった気がするのですが、ここ最近では聞かなくなりました。
というのも、このインバウンド時期に忘年会を期待して利益を出す飲食店ならそもそも経営方針間違えていると思いますし、忘年会が終息に向かっているという感覚がわからないと時代に取り残されると思うんです。
もちろんプライベートの友達などで行う忘年会はあると思いますし、忘年会や新年会は集まる口実としてあると思います。
ただし、会社の飲み会でさえ行かなくなっているのに、忘年会という口実をつけても来ないですよね。
忘年会が特別だと思っているのは一昔前の考え方で、そもそもアルコールをあまり飲まない人たちからすると特別でもなんでもないわけですし。
12月初めから終わり頃まで、一昔前でしたら「忘年会で忙しくて」なんて話も患者さんから聞いていましたが、今では全く聞かなくなりました。
結局楽しいのはアラフォー以降の酒飲みだけということなんでしょうね。
そもそもアルコールが売れないと利益が出ないというのが間違えているのではないかなと思います。
アルコールはノンアルコールと違って「酔うためのもの」として売られている場合があります。
日本酒やワインなどの味を楽しむものと、安焼酎などの酔うためのもの。
用途金銭感覚も少し麻痺するでしょうからどんどん飲みます、お酒自体が食事に比べて原価が安いので粗利率が高いんですよね。
お酒を頼んでもらった方が利益率が良いのはわかりますが、そもそもが料理が美味しければお酒を飲まない人も集まると思うし、ノンアルコールだって良いものだったら頼むと思うんですよ。
私はお酒を飲みたいという人の気持ちはわかっても、飲ませたいという人の気持ちは全くわかりません。
場の雰囲気云々言うのでしたら飲みたい人だけで飲ませ合えばいいだけですし、お酒が苦手な人に飲ませても場の雰囲気なんて楽し気ならなくないですか?
飲みたくない人に飲ませれば、飲みたくなかった人が飲みたくなるわけでもないですし。
クリスマスディナーや忘年会というのは団塊ジュニアくらいまでの幻想なのではないかなと思うこの頃です。