最近、胃の調子が良くありません。
ストレスもあるんだと思いますが、それ以前にこのうだるような暑さだったり湿気がひどいせいもあるんだと思います。
何回も書いているのですがこの時期はどうしても脾というものが弱ってしまいます。
脾というのは東洋医学でいう消化器系全般を『脾』という臓器が担っているという考え方で、五行論の木火土金水で言う土が司ります。
肝→心→脾→肺→腎→肝→心・・・・と円状になっていまして、肝は心を養い、心は脾を養い、脾は肺を養い・・・と続くのですが、秋に時期の臓器は肺です。
肺というのは免疫機能も司っていると言われています。
人の体は衛気と言うものでコーティングされていまして、その衛気が外邪から身を守ると言われています。
つまり・・・・・免疫ですね。
免疫疾患なども肺の先天的な弱さからきていると東洋医学では考えたりします。
その肺を養うのは脾。
つまり、夏の臓器である脾を今のうちにきちんと元気にしておくことが秋の病気から身を守ると考えられています。
脾を元気にするのはやはりきちんとした食事。
胃がもたれているからといって何も食べないというのはダメなのですね。
冬瓜やスイカなど、夏野菜にはすっきりと食べられながらも利尿作用の高いものがたくさんあります。
胃もたれでも食べられる胃に優しい食事で、秋に向けての体づくりをしてみてはいかがでしょうか?
