トレーニングと腰痛の関係性【鍼灸で改善する腰痛の例】 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

トレーニングと腰痛の関係性【鍼灸で改善する腰痛の例】

JR・大江戸線 東中野駅から徒歩2分、中野区東中野の鍼灸院 Five Elementsです。

 

今までも何回かウエイトトレーニングと腰痛の関係性について書いてきたのですが、そういえばBLOGで最近まともに鍼灸のこと書いていないなと思い、改めて書いてみることにしました。

私自身腰痛にはかなり悩まされてきた方なので、自分自身の体を実験台にして鍼治療してきた方だと思っています(笑)

元々一番最初に腰痛が起きたのは腹筋運動のマシンだったことを覚えています、負荷をかけて体を前に倒すタイプのマシンですね。

年齢は27-8歳くらいの時です、その時に初めて腰痛っていうのを感じて毎日湿布をしていました、これが第一段階。

その後、ここいらで本気で鍛え直すかと思い重量を増やしてウエイトゲイナー(高カロリータンパク質)を飲んで一気に体型を変えた時でした。

その時はフリーウエイトがメインで、34kgくらいのダンベルプレスが終わって床にダンベルを置いた瞬間にぎっくり腰をし、そこから1週間くらい動けなくなるという状態になりました。

この時に腰椎がずれるすべり症を発症。

その後に鍼灸師を取得し、自分で自分に頻繁に鍼をするようになり腰痛を治していった感じです。

 

こうやって自分で鍼をしているとわかってくるのですが、トレーニングをするということはかなりの高頻度で腰に負担がかかっています。

スクワットとかだけではなく、ダンベルプレスをする時にスタートポジションに持ってくる時、床に置く時、そもそもダンベルを持ってくる時。

マシントレーニングでもアームカールをする時に姿勢を維持するためにも腰を使います。

こうやって考えるとトレーニングで発症する腰痛のほとんどは筋肉原因のことが多い気がします、そしてそれが限界に達すると自分のように負荷をかけすぎて腰椎がズレる。

 

腰痛の80%くらいは筋肉が原因のものです。

ぎっくり腰というのは腰の捻挫みたいなもので、本来そんなに負荷をかけてはいけないところに一気に負荷がかかるから急に痛くなる。

しかし、それとは別にトレーニングが日課になっている人の場合は毎日毎日のトレーニングの負荷が限界を超えて痛みを発するパターンがあります。

こういうタイプは「特に何か特別なトレーニングしたわけじゃないんですけど・・・」と言う腰痛ですね。

前者の場合はぎっくり腰をしてから数日くらいしてから鍼をするといいです、後者の場合はそもそものトレーニングでの負荷や頻度にもよりますが、定期的にメンテナンスをしないとバキッといく感じですね(笑)

良く、どうして鍼が効くんですか?って聞かれるのですが、鍼って筋肉を弛緩させるのに役立つんです。

筋肉の過収縮が腰痛の原因だったりするので、そこを緩めることで痛みを改善する。

整体やマッサージと違うのは直接筋肉に触れると言うことです、痛みの原因である筋肉をダイレクトに弛緩させるって言うのがポイントですね。

 

腰痛の別の原因として、実は腰ではなくて臀部の痛みを腰痛と認識していたり、臀部の過収縮が腰痛に連動したりします。

そうするとマッサージや整体だと臀部の最深部の筋肉を緩めるのは至難の技なんです、ただし鍼でもそこまで届く鍼を使えないとなかなか聞かなかったりするんですね。

そもそもトレーニングをしない人は臀部が痛いと言う概念さえわかっていない場合もあります。

なので、その痛い部分に鍼を刺すと言うことが分からない人もいます。

ある程度こう言う症状に慣れている鍼灸師が対応した場合、びっくりするくらい効いたりします。

最初はちょっと怖いかも知れませんが、腰痛に悩んでトレーニングに支障が出るよりはまずはお試しでもやってみるといいんじゃないかなって思っています。

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