東京レインボープライドの副作用 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

東京レインボープライドの副作用

JR・大江戸線 東中野駅から徒歩2分、中野区東中野の鍼灸院 Five Elementsです。

 

先日行われた東京レインボープライド(TRP)なのですが、その後炎上していたみたいです。

毎年恒例のお約束的炎上らしいんですけどね(笑)

というのも、保守派とか昨年話題になった宗教的思想の人たちから毎年炎上させられているそうで、きっかけは何でもよく炎上できればいいみたいな側面もあるようです。

そして、今年の炎上は私の知人に白羽の矢が立ち(笑)無事炎上しておりました。

 

その知人がこの写真の方です。

では何で炎上していたのかというと・・・

この日行われていたのは【緊縛】のデモンストレーションというか緊縛SHOW。

まぁあれですよ、SMで有名なあれですよ、でも実はこの緊縛って日本独自の文化で英語では「Shibari」なんて言われるくらいに知名度があり、ほぼアート化している部分もあります。

実際にこれを縛れる人があまりいないっていうのもあるんでしょうね。

で、私の知人はLGBT系のクラブイベントの中で、縛りフェチ的イベントがあるらしく、そのイベントの人に依頼されてモデルとして出演したそうです。

背景にはレインボーパートナー共済(だったかな?)と言うLGBTの方向けの保険があり、その保険会社がイベントの一環として共同で開催したらしいです(詳しくはわかりませんが)。

で、知人はこのイベントのために縄師(縛る人ですね)の方とリハーサルなどで2回ほどあっただけであり、こう言うフェチがあるわけでもないらしいです。

で、私もちょうどその時間にTRPにいたので「せっかくだから撮影してよ」って言われて一部始終を見ていたんですね。

何なら動画も撮影したので持ってたりして。

 

その場で行われていたのはSMショーなんかではなく、あくまでも縛り方のデモンストレーションな感じ。

淡々と縛っていき(縛られていき)、15分程度で完成!と言う。

その最後の3分くらいの写真が出回って、「これはSMショーだ!」みたいに言い始めた人がいたわけです。

その人たちの主張はこのような感じ。

 

【子供が見えるような場所でSMショーをするなんて非常識】

【同じゲイとして恥ずかしい、同じゲイだと見られたくない】

【ゲイがみんなこう言うことをしていると思われる】

 

ってな感じなのですが。。。

全て的外れなんですよね。

まず、場所はTRP会場内のテントの中。

確かにドアなどがある場所ではないのですが、当日その時間はここの前にはたくさんの人がいて、みようと思わなければ見える状態ではなかった。

そして、会場入り口近辺の誰でも見える場所ではなく、TRPの中に入らなければ見えない、すなわち見ようしなければ見えない訳です。

中にはTRPの会場内でパンツとガーターベルトみたいな格好のスタッフなども「子供に悪影響」とか言い出す人もいた訳ですけど・・・

だったら会場に子供を連れて来なければいいだけではないのでしょうか?

自らコンセプトを分かった上で子供を連れてきて「悪影響」と言うのはちょっとお門違いだと思うんです。

そして何でも子供が子供がと子供をダシに使うのもいかがなものかと思われます。

私は東京生まれなので、高校の同級生や以前の上北沢の店舗まわり、現在の東中野周りにも東京生まれの人はいて、小さい頃は新宿に住んでいたなんて人もいます。

その人たちは新宿二丁目なんて遊び場だったわけで、小さい頃からそう言う人たちや女装の人たちを見ています。

その人たちが「悪影響」をうけていたかと言うと、もうすでに日常化していたので生活の一部だった訳ですよね。

歌舞伎町だってそう、怖い人はたくさんいたけど、そう言う人に手を出さなければ優しい人たちもたくさんいたと言います。

つまり、子供が見たらどうするではなく、「子供が見たと言う事実を大人が勝手に悪影響だと決め付けている」だけの話ですよね。

お祭りでふんどし一枚の大人を見ても悪影響なのでしょうか?

「お祭りは神事だから!」と区別をつけているのは大人です、子供ではありません。

それが嫌ならTRP会場に来なければいいと言う話です。

 

二番目三番目に関しては、まず同じゲイだと思われたくないと書いているのですが、それって当たり前の話だと思うんです。

もし「君もああ言うSMが好きなの?」と同じゲイというだけで言われたのなら、その質問をした人に問題があるだけでこのショーをしてた人に問題があるわけではないですよね?

例えばストレートの男女がこう言うショーをしていたとして、「私たち男女がみんなSM縛りショーをしているなんて思われたくない!」なんて言わないですよね?

結局、勝手にゲイと言うカテゴリーに相手を押し込み、勝手なレッテル付けをしているだけ。

そんな人は人付き合いするのはちょっとゴメンナサイな方だと思うんです。

今回は東京レインボープライドと言う会場内だったから勝手にゲイという括りにしているだけ。

浅草サンバカーニバルの人たちを見て、【浅草の人たちはみんな普段からあんな格好で歩いてる】とか【ブラジルの人は破廉恥】なんて思いませんよね。

浅草やブラジルには言わないけどゲイの方たちはカテゴリーに括っていいというのもおかしな話です。

 

そして一番大事なのは・・・・・・・

私に知人はただの【依頼された出演者】です。

その人を叩いて炎上させても・・・ねぇ。

というのが素直な意見です。

中野区東中野で鍼灸施術のご予約

ヒアリングを行い最適なメニューをご提案します。

ご予約はこちらから


— Archives