神社巡り旅行記 二日目 生石神社〜伏見稲荷 | 中野区東中野の鍼灸院 Five Elements

神社巡り旅行記 二日目 生石神社〜伏見稲荷

前日の疲れがほとんど取れていないまま二日目です。

朝の6時に廊下で騒ぐ団体観光客にブチギレながらの寝不足です、ちなみにこの団体観光客さんたちは他の部屋からもかなりの苦情があったらしく、ホテルの人にチェックアウト時に謝り倒されました。

廊下で騒ぐ、テレビの音量MAXなど、注意しても「わかった」と言うだけで全く聞かないんだとか。

 

さて、実は今回の旅行は昨日の熱田神宮・伊勢神宮と、この日に行くことになった伏見稲荷しか決めていませんでした。

理由はお札の交換とご挨拶。

それ以外は全く何も決めていませんでした。

 

呼ばれたところに行こう。

 

なんとなくカッコよさげにそう決めた旅行でした。

そこで今回呼ばれたのは・・・・・・・

【生石神社】

ちなみに呼ばれたと言うのは声が聞こえたとかそう言うのではなく、本当に何気なく思いついたりしたところということです。

もちろん神社以外にも。

この生石神社は(おうしこ神社)と読み、兵庫県の片隅にあります。

「宝殿」という駅にある神社なのですが、大阪から一つ前の「加古川」という駅までは頻繁に電車があるものの、加古川から先の各駅停車は1時間に1-2本しかなく、さらに宝殿から神社までのバスは2-3時間に一本という地獄のような田舎にあります。

加古川から一駅ならタクシーでいいじゃんってなるのですが、この駅間が意外と離れており、あまりタクシーで行きたい距離ではありません。

大阪駅から1時間ちょいかけて宝殿駅に到着、バスの時刻表を調べて行ったはずが、なんか時刻表の読み方がいまいちよく分からずに、着いた4分前にバスは出発していました(笑)

このバスはコミュニティバスでして、市バスのようなものはなさそうでした。

一台だけ止まっていたタクシーに飛び乗り生石神社へ。

ここは観光地でもなんでもないので、地元民と1-2組の参拝(というより見物)目的の人がいましたが、基本的には誰もいませんでした。

さて、この生石神社に何をしに来たのかというと、ここには日本三奇のうちの一つ、【石の宝殿】があります。

そう、駅名は多分ここから来ています。

日本三奇って実はいろいろあるんですが、ここのは神社にまつわる日本三奇なのだと思います。

天の逆鉾、石の放電、四口の神竈があり、天の逆鉾とは九州の霧島東神社にある山の上に逆さまに刺さった鉾。

四口の神竈は宮城県の御釜神社にある釜で、屋根のない場所にあるにもかかわらず、釜の水が溢れることも枯れることもなく、何かの予兆で水の色が変わったり異変があると地震などが起きると言われています。

東日本大震災の当日も、普段は茶色く濁っている水が透明に澄んでいたのを目撃した人がいるらしい。

 

さて、それではこの石の宝殿とは何かというと・・・・

別名が【浮石】。

ここの御神体である巨大な石は、6-7mのほぼ正方形の形をしており、後ろにブラウン管のテレビのような突起があります。

岩山を削って作られたであろうその宝殿は、広角カメラで撮ろうと思うと歪んでしまうほどでかいのである。

この石の下には見てわかるように池があり、文字通り浮いている石なのです。

実は石の下の方ではちゃんと地面と繋がっているのですが、しゃがんで見ないと分からない。

写真で見たまま浮いているんです。

そしてこの池なのですが、水源が分からないんだそうな。

神社の人が溜めているのではなくて、自然に溜まっている。

この池も溢れることも枯れることもないそうです。

とにかくでかい。。。

この浮石を上から見ることもできるのですが、それがこの写真。

横に並んでいる社殿からも大きさがわかると思います。

で、これ誰がなんのために作ったのかさえも分からないものなんです。

少なくても1300年前にはこれがあることがわかっており、その時代にこんな岩山をこんな形に、しかも地面でつながっていることがぱっと見わからないほど狭い空間をえぐって彫れるのか?

じゃぁ水はどこから引いてきたの?と何もかにも分からない。

だから日本三奇になっているんですね。

山の上に立っている神社なので、本来の鳥居から見るとものすごく上の方までかなり急な階段が続く神秘的な神社なんです。

さて、ここから戻るにはもうタクシーなどありません。

25-30分ほど歩きに歩いて駅に到着、たまたますぐに電車があったのですが・・・

電車がなければ一時間もここでどないせえっちゅうねんってくらいの場所なのでありがたく飛び乗りました。

 

神戸に少し寄って、知人とご飯。

明石焼きにも惹かれたのですが、ほっ掛け焼きそばという人気店があったのでそこでご飯。

ぼっかけとは牛すじと蒟蒻を煮込んだタレで焼く焼きそばだそうな。

コッテコテの関西弁のお姉さんが一生懸命焼いてくれて、めっちゃフレンドリーに話してくれました。

ぼっかけ焼きそば 長田本庄軒

 

さてさて、さらに電車に乗り京都から伏見稲荷へ。

ここは今回行った中で一番海外旅行者が多かったです、日本人は10人に1-2人。

前回はまだコロナがしっかり開けていないのであまり人はいませんでしたが、まー人人人人。

宝殿で死ぬほど歩いたので、今回も1/3くらいのぼって降りてきました。

でもやっぱりなんとも言えない神秘的な場所ですよね。

ってなことで、二日目は歩き回り移動しまくりでヘトヘトになって帰ってきました。

っていうか、京都の観光客本当に多すぎです。

伏見稲荷の前のもう一つの駅、稲荷駅のホームなんてこんなんです。

平日でこれなんだから、休日なんて人落ちそうですよね。

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