大抵一つのお題があるとつらつらと文章が浮かんできてしまうので書きだめしてしまいます(笑)
人類と言われる生物の中で、音楽が嫌いな人というのはほとんどいないと思います。
嫌いな人というのは音楽が嫌いというよりも何かの曲に物凄いトラウマがあって、その曲は聞きたくないと言う人ではないでしょうか?
かくいう私も音楽は好きです。
ピアノを弾いていたということもあり、馴染みのあるものなのですが、基本的には歌うのが好きです。
どうしてこうなったのかななんて自分でも考えてみると、まず第一に楽器が弾けないと言うのが一番の原因だと思います。
こういう仕事をしていて言うのも難なのですが、手先が器用な方ではないので、上手く弾けないと言うのがあったみたいです。
とはいえ、生活の中では無音が好きです。
これにも理由があって、よく言われるのですが周りのものにものすごく敏感らしいのです。
街中での騒音、電車が動く音、他の人の話し声、音楽の音・・・
そういうものから解放されるのが無音なので、自分の部屋にいる時は無音が好きです。
ちなみに、都営浅草線って動く時の音がメロディーに聞こえません?(笑)
きっと自分には絶対音感みたいなものがあるんだと信じて疑わないふりをしつつ、そんなものはないと悟っていた部分もあるのですが、結構周りの音というのもがすごく気になる方です。
歌というものは、そこにそもそも楽器がなくても音を奏でられるものです。
昔から音を記憶するのは得意だったので、いい曲があればCDをレンタルしてきてメロディーと歌詞を覚えてしまえばウォークマンなんていらなくなるので、頭の中で音楽再生して満足できる青年時代でした。
なので、周りがMDに好きな曲を入れて持ち歩いていた時にも、あまりその気持ちがわかりませんでした。
その頃は軽くジャズダンスなんかもやっていた時期でありまして、自分の左胸に音符と「僕の心臓は音楽で動いている」なんて言う英語を書いたTATOOを入れてしまおうかと思うほど音楽が好きなふりをしていたのですが、心の底では音楽が本当に好きな人はとっくにプロになっていると思っていたので、そんな自分をどこか斜め上から見下ろしていたような気がします。
最近はしていないのですが、近所の土手に行ってワンコを散歩しながら歌ってみるなんて言う方法でストレスを発散していたりもしましたし、そもそもカラオケも一人いきます。
音楽が鳴っている間は自分の気持ちを自由にしておきたい方なので、誰かとカラオケに行くのはいいのですが、「うまい〜」とか「○○に声が似てる〜」みたいなお互いに褒めあう光景を見ていると冷めてしまうというのが理由でして(笑)
たまーにカラオケに行くときには「褒めあい禁止令」が出たり、そもそもそういう事を言わないお互いに分かっている友人だったりするのですが、この歳になるとあまりそういう機会もないので、正面切って一人でカラオケボックスに行きます。
今、ここのお店でも音楽をかけていますが、基本的にはリラックスしてもらえるといいなと思ったり、その中でも自分の気持ちも落ち着けるような曲をかけています。
鍼というのは結構神経を使うので、そういう感覚を少し上げるために自分で自分の好きな曲を聴いて感覚を研ぐというのも鍼治療をする上で大事なのではないかななんて思っています。